Walterのモノローグ　-50にして天命を知った後-

HEROというタイトルの映画は、過去にあったと思います。そのうちの一つにジェットリー主役の皇帝暗殺の映画があったと記憶しています。今は木村拓也主演の検事映画が封切されています。以前、フジテレビで放映されていたドラマが映画化され、先週妻に誘われ見てきました。邦画を見るのは久しぶりでしたが、結構楽しめました。あのUSBは何処にいったの？（ストーリには余り重要ではありませんが）とか中井貴一はどのように関係しているの？とか、改めて考えると不思議な展開がありましたが、本日のフジテレビのドラマ「HERO］でその関連がわかりました。

普通ですと映画PRするために先にドラマを放映し、続きを映画で見るパターンがあるのですが、今回はドラマが封切り中に放映されるという別パターンでした。又、今日の放映は以前よりPRしていたものではなく、本日初めて放映されることを知った次第です。そしてその内容が映画に関連するということもあり驚きました。すでに映画を見た人もこのドラマで納得でき、又、まだ見ていない人にも映画を見に行こうとPRできたのではないかと思います。フジテレビさんはそのところを良く考えている、マーケティング（売れる仕組み作り）がしっかりしていると感心しました。

映画も商品の一つです。とかくマーケティングというと宣伝広告とか、販促と思われる人が多いと思いますが、一口で言うと「売れる仕組み作り」であり、商品の企画以前から始まり、流通販売までつながっています。専門用語では4P(Product, Price, Promotion, Place)が重要と言われており、その点も意識した商品（映画）作りをしたと思います。

そんなマーケティングのことを考えながら映画を見る人はいないと思います。単純に楽しめれば良いと思います。映画を見る機会が遠ざかった方、久しぶりに映画に行きませんか？どちらかが50歳以上であればカップルで2,000円で見ることができます。
そのため、このところ妻と見に行く機会が増えた当方です。