2009年07月03日

752) えっ 第3のビールが100円?

清水区では月に1回ビン・缶・ペットボトルの日があり、朝6時頃から集積場に持っていきます。
前日の夜に持ち込む人が多く、集積場はポリ袋に入って山のように積まれてあることが良くあり
ます。ひどい集積場では2、3日前から出されている場所があります。一つ出されると、連鎖的に
出されるようになるようです。今日雨の中、朝6:30頃近所のおばさんの声がしました。近所の
家を回っているいるのがわかりました。我々の隣組が、ビン、缶の当番であるのに誰も出ておらず
ビン、缶が山のようになっているとのことでした。我々が当番であることは知らず、急いで起きて
カッパを着て集積場に向かいました。すでに何人かが作業をしており、そのおばさんは来る人に
しきりに同じことを告げていました。結局、組長さんが組員に告げていなかったことが原因でした。
組長さんも当番なのに来ていなかったということもありました。8月、9月と後2カ月我々のとなり
組が当番のようです。

ところで、サントリーが流通業のイオンとセブン&アイ・ホールディングスに「プライベート・
ブランド(PB)」の第3のビールを供給することが話題となっているとのことでした。PBは流通業
がとる当たりまえな方法なのですが、巨大な店舗網をもつライバル同士であるイオンとセブン&
アイへの供給は、サントリーにとっては安定的な大量受注を確保できる一方で自社製品の売り上げ
減少や値崩れを招くのは確実で、「もろ刃の剣」であるとのことが注目を浴びているようです。
結果、業界では、他の大手ビールメーカーが値下げやPB化の供給を迫られることで、メーカーには
「価格破壊」が進む可能性が出てきたとのことです。

過去、ダイエーが輸入ビールをPBとして発売したことはありましたが、国内のメーカーが供給する
ことはなかったそうです。ビール業界にとって、自らの首を締めることになりかねないPB生産の
請け負いは、「絶対のタブー」とされていたそうです。「PBにはメーカー本来のモノを開発する、
創造するといった部分がない」とキリンビールの社長は言っていたそうですが、当のサントリーは、
「価格に敏感な消費者を小売業者と共同で掘り起こしたい」と、相乗効果に期待を寄せ手いるよう
ですが、一方で、「『金麦』や『ジョッキ生』など自社品との食い合いはまったくないとは言えない」
と影響を認めているそうです。サントリーと言えば、昨年ビール類市場で、サッポロビールを抜き
3位のシェアになりましたが、さらなるシェア拡大を狙い、あえて業界の禁を破ったようです。

この7月末から発売される第3のビールのPBですが、350ミリ・リットル缶が100円、500ミリ・リットル
缶が145円だそうです。イオンの「トップバリュ 麦の薫り」はメーカーの倉庫や卸業者を通さず、
工場からイオンの物流センターに直送することで清涼飲料並みの価格を実現し、3,700店舗で年間
3,000万本の販売を目指すそうです。セブン&アイの「セブンプレミアム The Brew(ザ・ブリュー)」
は350ミリ・リットル缶はセブン―イレブンで123円、イトーヨーカドーなど傘下スーパーでは6缶
パック600円で販売し、年間3,600万本を売る考えだそうです。

第3のビールは飲まない当方にとっては、特に影響はありませんが、売り上げ、シェア獲得には形振り
構わないと言った経済状況になっている事が問題のように感じます。そういえば、本日のビン・缶の
回収で感じたことは、アルミ缶ではビールの缶の割合が少なくなっている事でした。やはり、価格が
一番なのでしょうか?







Posted by walt at 00:26│Comments(0)
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