2009年07月01日
751)中国での日本の地名商標登録
又外的な要因が働いたようで、午後10時現在でユニークユーザー数が330もありました。
昨日の「750)海外のトイレ事情」の最新記事一覧のページヴュー総数が259となっていました
ので、明らかに普段と異なります。どういう外的な力が加わったのかわかりませんが、この数字
には驚かされます。
一昨日の29日ですが、特許庁は、日本の地名が中国の現地企業などによって農産物などの商標
に無断で使われている問題で、「長野」や「静岡」「京都」など八つの府県名について、中国当局
が6月までに商標出願を認めない決定をしたと発表しました。八つの府県はそのほか、奈良、
広島、香川、福岡、鹿児島だそです。この記事では「何のこっちゃ」と思う内容です。特許庁による
と、日本の地方自治体とは関係がない中国や台湾の企業や個人が、茶などの飲料や薬品、
衣料品といった商品で、ブランド力を高める狙いから県や政令市名を使った商標を出願するケース
が相次いでおり、日本政府は中国、台湾当局に問題改善に向けた対応を求めていた結果、中国
当局がこの8つの府県に関して商標の出願を認めないというものです。すると、他の都道府県は
どうなるのといった新たな問題が発生します。何故、この8府県なのかも疑問です。このニュースは
当事県であった静岡だから、地方(静岡)新聞に掲載されたのであり、もし、そうでなければ記事の
掲載がなかったのではないかと思います。
この中国での日本の地名の商標問題は日本貿易振興機構(JETRO北京センター)で確認作業が行
われたようです。47都道府県名のうち27の名称において、又、政令指定都市では2つの名称におい
て、日本の都道府県名及び政令指定都市名等とほぼ同一の商標出願が確認されたそうです。この
うち既に登録済みとなっている出願を有するものは、21の都道府県及び2つの政令指定都市があった
そうです。以前にも大きな問題となったのが中国企業による出願で、「九谷焼」、「美濃焼」が登録済
みで、「南部鉄器」が未登録ではありますが2007年9月に出願されているよです。その結果本場の
「九谷焼」、「美濃焼」は日本から輸出できなくなってしまったようです。
そのほか日本企業による出願では未登録ではありますが、「加茂桐箪笥」、「知覧茶」、「松阪牛」及び
「松阪肉」、「飛騨の家具」、「関の刃物」、「琉球泡盛」等があるそうです。日本経済の低迷、消費の
減退のため、海外市場に目を向ける企業が多くなりました。海外の特許事情を考慮しないで輸出をし
て、問題となった企業も多いようです。敵もさるもの、輸出の実績が増えたところでクレームを付けるの
が常套手段です。さて、今後さらなる展開が中国であるのか、それともこのまま指を加えなければなら
ないのか特許庁、JETROの腕にかかっています。そして、各企業、自治体も自己防衛しなければなら
ないでしょう。
それにしても残りの39都道府県がどうなるか気になります。
昨日の「750)海外のトイレ事情」の最新記事一覧のページヴュー総数が259となっていました
ので、明らかに普段と異なります。どういう外的な力が加わったのかわかりませんが、この数字
には驚かされます。
一昨日の29日ですが、特許庁は、日本の地名が中国の現地企業などによって農産物などの商標
に無断で使われている問題で、「長野」や「静岡」「京都」など八つの府県名について、中国当局
が6月までに商標出願を認めない決定をしたと発表しました。八つの府県はそのほか、奈良、
広島、香川、福岡、鹿児島だそです。この記事では「何のこっちゃ」と思う内容です。特許庁による
と、日本の地方自治体とは関係がない中国や台湾の企業や個人が、茶などの飲料や薬品、
衣料品といった商品で、ブランド力を高める狙いから県や政令市名を使った商標を出願するケース
が相次いでおり、日本政府は中国、台湾当局に問題改善に向けた対応を求めていた結果、中国
当局がこの8つの府県に関して商標の出願を認めないというものです。すると、他の都道府県は
どうなるのといった新たな問題が発生します。何故、この8府県なのかも疑問です。このニュースは
当事県であった静岡だから、地方(静岡)新聞に掲載されたのであり、もし、そうでなければ記事の
掲載がなかったのではないかと思います。
この中国での日本の地名の商標問題は日本貿易振興機構(JETRO北京センター)で確認作業が行
われたようです。47都道府県名のうち27の名称において、又、政令指定都市では2つの名称におい
て、日本の都道府県名及び政令指定都市名等とほぼ同一の商標出願が確認されたそうです。この
うち既に登録済みとなっている出願を有するものは、21の都道府県及び2つの政令指定都市があった
そうです。以前にも大きな問題となったのが中国企業による出願で、「九谷焼」、「美濃焼」が登録済
みで、「南部鉄器」が未登録ではありますが2007年9月に出願されているよです。その結果本場の
「九谷焼」、「美濃焼」は日本から輸出できなくなってしまったようです。
そのほか日本企業による出願では未登録ではありますが、「加茂桐箪笥」、「知覧茶」、「松阪牛」及び
「松阪肉」、「飛騨の家具」、「関の刃物」、「琉球泡盛」等があるそうです。日本経済の低迷、消費の
減退のため、海外市場に目を向ける企業が多くなりました。海外の特許事情を考慮しないで輸出をし
て、問題となった企業も多いようです。敵もさるもの、輸出の実績が増えたところでクレームを付けるの
が常套手段です。さて、今後さらなる展開が中国であるのか、それともこのまま指を加えなければなら
ないのか特許庁、JETROの腕にかかっています。そして、各企業、自治体も自己防衛しなければなら
ないでしょう。
それにしても残りの39都道府県がどうなるか気になります。
Posted by walt at 23:10│Comments(0)