2007年09月15日

101) 鼻から胃カメラ(経鼻内視鏡)

そういえば昨日で100日目でした。
次の目標200日にして日々ブログを書きたいと思います。

健康診断やってますか?胃カメラ飲んでますか?
胃カメラ(内視鏡)検査を経験された方は多くいると思いますが、あの嘔吐感はたまりませんね。そんな胃カメラですがこのところ鼻から挿入する胃カメラ(経鼻内視鏡)がにわかにブームになっているようです。

当方胃カメラとの付き合いは長く、かれこれ10年程経過すると思います。かかりつけの先生が、内視鏡での検査が一番確実であるということから、胃カメラを飲みましたが喉の麻酔だけでは、あの嘔吐感が解消されず、ぜいぜい、げいげいしながら検査をしました。あの苦しさといったら、やった人でなければ解かりません。大体2年おきに検査しましたが2回目も苦しくてたまりませんでした。症状はちょっと胃がただれているか、小さなポリープがあるぐらいで何も問題がありませんでした。3回目のときは流石に先生が「いつも苦しそうだから今回は麻酔をしよう」ということで、ベットに横になり点滴と同じようなやり方で麻酔を打ってもらいました。過去麻酔をしたことがありませんでしたので「そんなに簡単に眠るわけがない」と思ったらすでに胃カメラは終了していたという経験をしました。あの苦しさを思えばなんて楽なんだろうと思いましたが、あまり麻酔はお勧めできないとの事でした。

実は当方6年前に父親を癌で亡くしました。大腸癌でした。以前肺癌を患いそれが転移したとの診断でした。伯父も10年ほど前に肺癌で亡くなっており、3年前に叔父がやはり肺癌で亡くなりました。その為、当方も100%癌になることを確信し、行きつけの先生にその話をしたところ「これからは定期的(1年に1回)内視鏡をやろう」ということになりました。朝食を抜きいつものように医院に行きベットで待っていると、先生が「又、麻酔をするのも何だから、今回は鼻からカメラをいれよう。新しく経鼻内視鏡を導入したから」と言われました。話には楽だと聞いていましたし、太さを見たら小指より細く(以前はひとさし指であったため)試しにやってみようと決意しました。「ところで先生本当に苦しくないの?」と聞いたところ「先日大学の後輩にやってもらったが楽だったよ」とのことでした。

この経鼻内視鏡は直径5.9ミリ。口から入れる経口内視鏡では、内視鏡が舌の根元(舌根部)をこすりながら通過するために嘔吐感を生じるが、経鼻内視鏡では内視鏡が舌根部に触れないために嘔吐感を感じることがほとんどないようです。又、鼻から入れるため受診者が話をすることができ、医師と会話しながら違和感などを伝えることができるという精神的な不安も軽減できるようです。鼻腔内の拡張させ鼻の通りを良くするために薬剤を鼻腔にスプレーし、鼻腔粘膜の局所痲酔のため、鼻腔内に麻酔のゼリーを注入、奥に垂れ込んだゼリーを飲み込まず、喉に貯めて喉も麻酔します。

鼻から内視鏡を入れた感想ですが、喉よりも格段楽です。ただ、鼻からうどんを吸い込んだことのない当方(ほっしゃんという芸人さんが鼻からうどんを吸う芸があったかと思いますが)にとっては、内視鏡は異物でしたので奇妙なものであり、多少は嘔吐感はありました。勿論モニターをじっくり見ることが出来ました。残念なことに終了した後、鼻血が出てしまったことです。多分先生が不慣れだったのだろうと思います。2回目の昨年秋は、恐れていた鼻血もなく無事終了しました。今年の10月には3回目の予約をする予定です。

そんなわけで、皆さんも鼻から胃カメラを挿入することに挑戦しませんか?
統計的にはまだ3%ほどの人しか経験していないようです。




Posted by walt at 23:21│Comments(0)
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