2009年06月17日
736) 朝カレーしてますか?
昨日、静岡市生涯学習推進課の第5期「地域シゴトの学校」の開校式がありました。夕方からの突然
の雷雨で、交通機関が乱れ、5分ほど遅刻してしまいました。今回は29名の参加者となり、今年度計
29回の講座が持たれます。多彩で、著名な講師が予定されており、とても楽しみですが、最終回の
グループ発表に関しては、その準備で講座だけでは間に合わず、講座以外の日も集まり打ち合わせを
持つといった過酷なものになるそうですので、大変であることは覚悟しなければなりません。全体的に
若い方が多くもしかしたら、自分が一番の年上ではないかと思えるほどでした。若い人が社会起業に
関心を持つことは大変大事なことであり、その受け入れや、社会起業できるような仕組みづくりも必要
ではないかと思っています。コーディネーターの甲賀氏より、「グループワークも多くなりますが、年配
の方は決して若い人の意見を否定しないでください。年をとると頑固になり否定しがちですが、意見
として受け入れるようにしてください」と言われました。意見を否定するつもりはありませんが、頑固に
なることは当たっています。自分に言われたような気がして、今後気をつけなければなりません。
今回の講座は開校式ということもあり、コーディネーターの甲賀氏の基調講演がありました。講演の中
で甲賀氏は「地域シゴト」を「社会起業家」として捉え、戦後の日本の経済発展、バブル期後の状況
などを説明しながら、どうしてこれから社会起業が大事なのかを話されました。大量生産、大量消費の
時代は国民1億総中流化を目指し、欲を持って頑張ってきました。経済的豊かさを求めて、背伸びした
欲求を持っていました。そこでは画一化され、大衆と呼ばれた「人並み」の生活の欲求がありました。
自動車を例えて、トヨタのカローラ、日産のサニーが「大衆車」と呼ばれカローラ、サニークラスの車に
乗ることが当面の目標、人並みの暮らしをしている象徴でした。自動車販売台数では何年もの間、
カローラがトップを維持してきた時代です。そして、係長クラスでカローラ、課長でコロナ、部長になった
らマークⅡ、そして「いつかはクラウン」と、みんなが憧れ、序列を作ってきました。人並みの暮らしを
しているステイタスとして乗っている車で表現されたようなものです。結局マーケティングはメーカー
主導で消費者に購買をさせていたということです。服装については、メーカーが来年の流行色、デザ
インを決めていたそうです。そのため、消費者は流行に遅れないよう同じような色、デザインの服を購入
していた、購入させられていたということだったようです。結局そこには、人並み意識、みんなと同じ
意識が根付いていたということです。
先日何かで読みましたが、「日本人は流行を追い、受け入れやすく、その反面すぐ飽きる民族性で
ある」と。なるほどと思った時、ふと「朝カレー」を思い出しました。フジテレビの特ダネでも放送されて
いましたが昨年だったと思いますがマリナーズのイチローがアメリカン渡ってからずっと朝カレーを食
べていることに端を発し現在にも引き続いています。晩御飯が余り朝カレーを食べることは日常茶
飯事でしたが、残り物を食べるのではなく、普通に朝カレーを食べるそうです。今年の2月には、
ハウス食品が「めざめるカラダ朝カレー」を発売しました。これは、朝カレーが人気となった証拠です。
そして、朝からカレーが食べれるスタンドが都心部では多くなり、朝食がカレーという若者が増えて
いるそうです。大学の先生によると、朝カレーを食べると脳の血流量が2~4%アップし、脳が活性化
し、集中力や計算力が高まり、目の働きも良くなるとのことです。また、日本の市販のカレーには
15~30種類もスパイスが入っているようで、漢方の生薬のように、総合的なスパイスの働きが健康に
役立つと言っています。
しかし、「特ダネ」インタビューに答えていた人は、「イチローが毎朝食べているのだから真似して
いる」という意見が多くありました。これも一つの流行を追っている、みんながするから自分もの現れ
のようです。21世紀になり、われわれの欲求は経済的欲求から心の豊かさへとシフトしていると言わ
れています。上昇指向がない下流社会とも言われ始めています。そして、多様化、格差社会が生まれ
ています。よって、過去のような「大衆」という考え、画一化はなくなったのではないかと想像していま
したが、朝カレーのようなブームになる現象がまだ出現するのだと思った次第です。やはり、日本人は
流行を追いやすい民族であることから抜け出せないのですね。
貴方も「朝カレー」をしていますか?それは能を活性化するからですか?
の雷雨で、交通機関が乱れ、5分ほど遅刻してしまいました。今回は29名の参加者となり、今年度計
29回の講座が持たれます。多彩で、著名な講師が予定されており、とても楽しみですが、最終回の
グループ発表に関しては、その準備で講座だけでは間に合わず、講座以外の日も集まり打ち合わせを
持つといった過酷なものになるそうですので、大変であることは覚悟しなければなりません。全体的に
若い方が多くもしかしたら、自分が一番の年上ではないかと思えるほどでした。若い人が社会起業に
関心を持つことは大変大事なことであり、その受け入れや、社会起業できるような仕組みづくりも必要
ではないかと思っています。コーディネーターの甲賀氏より、「グループワークも多くなりますが、年配
の方は決して若い人の意見を否定しないでください。年をとると頑固になり否定しがちですが、意見
として受け入れるようにしてください」と言われました。意見を否定するつもりはありませんが、頑固に
なることは当たっています。自分に言われたような気がして、今後気をつけなければなりません。
今回の講座は開校式ということもあり、コーディネーターの甲賀氏の基調講演がありました。講演の中
で甲賀氏は「地域シゴト」を「社会起業家」として捉え、戦後の日本の経済発展、バブル期後の状況
などを説明しながら、どうしてこれから社会起業が大事なのかを話されました。大量生産、大量消費の
時代は国民1億総中流化を目指し、欲を持って頑張ってきました。経済的豊かさを求めて、背伸びした
欲求を持っていました。そこでは画一化され、大衆と呼ばれた「人並み」の生活の欲求がありました。
自動車を例えて、トヨタのカローラ、日産のサニーが「大衆車」と呼ばれカローラ、サニークラスの車に
乗ることが当面の目標、人並みの暮らしをしている象徴でした。自動車販売台数では何年もの間、
カローラがトップを維持してきた時代です。そして、係長クラスでカローラ、課長でコロナ、部長になった
らマークⅡ、そして「いつかはクラウン」と、みんなが憧れ、序列を作ってきました。人並みの暮らしを
しているステイタスとして乗っている車で表現されたようなものです。結局マーケティングはメーカー
主導で消費者に購買をさせていたということです。服装については、メーカーが来年の流行色、デザ
インを決めていたそうです。そのため、消費者は流行に遅れないよう同じような色、デザインの服を購入
していた、購入させられていたということだったようです。結局そこには、人並み意識、みんなと同じ
意識が根付いていたということです。
先日何かで読みましたが、「日本人は流行を追い、受け入れやすく、その反面すぐ飽きる民族性で
ある」と。なるほどと思った時、ふと「朝カレー」を思い出しました。フジテレビの特ダネでも放送されて
いましたが昨年だったと思いますがマリナーズのイチローがアメリカン渡ってからずっと朝カレーを食
べていることに端を発し現在にも引き続いています。晩御飯が余り朝カレーを食べることは日常茶
飯事でしたが、残り物を食べるのではなく、普通に朝カレーを食べるそうです。今年の2月には、
ハウス食品が「めざめるカラダ朝カレー」を発売しました。これは、朝カレーが人気となった証拠です。
そして、朝からカレーが食べれるスタンドが都心部では多くなり、朝食がカレーという若者が増えて
いるそうです。大学の先生によると、朝カレーを食べると脳の血流量が2~4%アップし、脳が活性化
し、集中力や計算力が高まり、目の働きも良くなるとのことです。また、日本の市販のカレーには
15~30種類もスパイスが入っているようで、漢方の生薬のように、総合的なスパイスの働きが健康に
役立つと言っています。
しかし、「特ダネ」インタビューに答えていた人は、「イチローが毎朝食べているのだから真似して
いる」という意見が多くありました。これも一つの流行を追っている、みんながするから自分もの現れ
のようです。21世紀になり、われわれの欲求は経済的欲求から心の豊かさへとシフトしていると言わ
れています。上昇指向がない下流社会とも言われ始めています。そして、多様化、格差社会が生まれ
ています。よって、過去のような「大衆」という考え、画一化はなくなったのではないかと想像していま
したが、朝カレーのようなブームになる現象がまだ出現するのだと思った次第です。やはり、日本人は
流行を追いやすい民族であることから抜け出せないのですね。
貴方も「朝カレー」をしていますか?それは能を活性化するからですか?
Posted by walt at 14:30│Comments(3)
この記事へのコメント
地域シゴトの学校に入られたのですね。
私は四期の卒業生でmonpaと申します。
短くもあり、長くもあり。
ただ言えることは非常に密度の濃い9ヶ月間です。
ハッキリ言って、この学校に内ったらメンバーの年齢なんてものは通用しませんよ。だからみんながいい刺激になるんだと思います。
是非とも頑張ってラストまで走り抜いてください。
そして素敵な出会いをしてください♪
私は四期の卒業生でmonpaと申します。
短くもあり、長くもあり。
ただ言えることは非常に密度の濃い9ヶ月間です。
ハッキリ言って、この学校に内ったらメンバーの年齢なんてものは通用しませんよ。だからみんながいい刺激になるんだと思います。
是非とも頑張ってラストまで走り抜いてください。
そして素敵な出会いをしてください♪
Posted by monpa
at 2009年06月17日 16:44

monpaさん
地域シゴトの学校は密度が濃いことは事前から聞いており
大変であることは自覚してますが、それがどれ程なのか想像が
つきません。後はやるのみです。
来年の終了時にどれだけの収穫があったか計ることが楽しみです。
ご声援ありがとうございます。
地域シゴトの学校は密度が濃いことは事前から聞いており
大変であることは自覚してますが、それがどれ程なのか想像が
つきません。後はやるのみです。
来年の終了時にどれだけの収穫があったか計ることが楽しみです。
ご声援ありがとうございます。
Posted by walt
at 2009年06月17日 18:48

遅くなりましたがよろしくお願いします。
論客のwaltさんがいっしょとは心強いです。
論客のwaltさんがいっしょとは心強いです。
Posted by おっち at 2009年06月20日 04:53