2007年09月14日
100) ラスベガスは世界1の座を奪われた
海外旅行好きな方、ギャンブル好きな方はすでにラスベガスへ何度か行っていることと思います。当方過去3回ほど行っていますが、又行きたい場所のひとつです。初めて行ったときは大学の卒業旅行でしたので27年ほど前になります。現在のラスベガスとは全く違い、安全度が高くない街だったと記憶しています。いたるところにお姉さんが立っていたことが印象的でした。それから20年経ち、展示会の視察で行き、その変貌ぶりに驚きエンターテイメントの町として生まれ変わっていることを知りました。その後、妻と一緒に観光で行きました。妻はとても喜び、ホテルめぐりとビュフェレストランで食事をするのが気に入ってしまいました。ベラッジオの噴水ショーは何度見てもすばらしく、パリスホテルのエッフェル塔から眺める噴水もそれ又趣のあるものでした。あれから5年ほど経過していますので又、違った町になっているのではないかと思います。
8月28日に中国の特別行政区マカオに「ベネチアン・マカオ・リゾート」がオープンしました。もうご存知の方は多いと思いますが、今、マカオがホットスポットとなっております。以前ポルトガル領だったマカオは香港からギャンブルをする人で賑わっていましたが、ラスベガスと比較するとチンケなホテルとカジノ場でした。それがここ数年で、生まれ変わり、昨年のカジノ収入は70億ドル、ラスベガスの66億ドルを抜き世界1となリました。今年上半期の伸びは前年同期比46%増の47億5000万ドルに達したそうですので年間では90億ドルを軽く超え、ラスベガスは太刀打ち出来ない状況になりそうです。その多くが香港からではなく、中国大陸から中国株で一山当てた投資家たちが、マカオでお金を落としているとの事。マカオは、気前よく大金を賭ける客が集まる所でもあります。ラスベガスのカジノは、スロットマシンで遊んでいるような大した儲けにならない客にカジノ収入の半分以上を頼っています。マカオでは、スロットマシンは今年上半期のカジノ収入の4.1%程度にしか過ぎず、儲けは「VIPルーム」にあるとのこと。最低賭け金が4万ドルのバカラが、マカオ全体のカジノ収入の85%を稼ぎ出しているそうです。
ベネチアン・マカオの客室は3,000室。ベニス風の運河を行き交う51艘のゴンドラ、1万5,000席の屋内競技場、120万平方フィートの会議場を擁しています。カジノには、870卓のテーブルと3,400台のスロットマシンを備え、広さは55万平方フィート。これまた世界最大です。施設内で働く約1万人のスタッフに食事を提供するカフェテリアでは2万膳以上の箸が用意されているようです。巨大カジノ、ホテル、会議場からなる一大複合施設で、総工費はなんと24億ドルかけたそうです。今後次々と大手ホテルがオープン予定であり、競争は激化しています。ラスベガスを拠点とする米ウィン・リゾーツは昨年9月、12億ドルを投じる予定のカジノ・豪華ホテルの第1期営業を開始し、マカオのメルコPBLエンターテインメントは、5月にクラウン・マカオを開業、米カジノ大手MGMミラージュ(MGM)も年内の開業を予定しているとのことです。
マカオを訪れる観光客のうち50%以上は中国本土からやって来ます。しかも、大半が日帰り客。そして、日帰り客も宿泊客もほとんどの時間をカジノテーブルかマッサージパーラーで過ごすとのこと。アジア人はねっからのギャンブル好きの民族のようです。中国バブルがはじけたらマカオはどうなるのかなと思いますが、そこは中国、まだまだ拡大していくのではないでしょうか?
いつか行ってみたいと思いますが、まだ昔のイメージが払拭されておらず、新しいホテルがすべてオープンしてから、検討してみようと思っています。
貴方はマカオに行ってみたいですか?
8月28日に中国の特別行政区マカオに「ベネチアン・マカオ・リゾート」がオープンしました。もうご存知の方は多いと思いますが、今、マカオがホットスポットとなっております。以前ポルトガル領だったマカオは香港からギャンブルをする人で賑わっていましたが、ラスベガスと比較するとチンケなホテルとカジノ場でした。それがここ数年で、生まれ変わり、昨年のカジノ収入は70億ドル、ラスベガスの66億ドルを抜き世界1となリました。今年上半期の伸びは前年同期比46%増の47億5000万ドルに達したそうですので年間では90億ドルを軽く超え、ラスベガスは太刀打ち出来ない状況になりそうです。その多くが香港からではなく、中国大陸から中国株で一山当てた投資家たちが、マカオでお金を落としているとの事。マカオは、気前よく大金を賭ける客が集まる所でもあります。ラスベガスのカジノは、スロットマシンで遊んでいるような大した儲けにならない客にカジノ収入の半分以上を頼っています。マカオでは、スロットマシンは今年上半期のカジノ収入の4.1%程度にしか過ぎず、儲けは「VIPルーム」にあるとのこと。最低賭け金が4万ドルのバカラが、マカオ全体のカジノ収入の85%を稼ぎ出しているそうです。
ベネチアン・マカオの客室は3,000室。ベニス風の運河を行き交う51艘のゴンドラ、1万5,000席の屋内競技場、120万平方フィートの会議場を擁しています。カジノには、870卓のテーブルと3,400台のスロットマシンを備え、広さは55万平方フィート。これまた世界最大です。施設内で働く約1万人のスタッフに食事を提供するカフェテリアでは2万膳以上の箸が用意されているようです。巨大カジノ、ホテル、会議場からなる一大複合施設で、総工費はなんと24億ドルかけたそうです。今後次々と大手ホテルがオープン予定であり、競争は激化しています。ラスベガスを拠点とする米ウィン・リゾーツは昨年9月、12億ドルを投じる予定のカジノ・豪華ホテルの第1期営業を開始し、マカオのメルコPBLエンターテインメントは、5月にクラウン・マカオを開業、米カジノ大手MGMミラージュ(MGM)も年内の開業を予定しているとのことです。
マカオを訪れる観光客のうち50%以上は中国本土からやって来ます。しかも、大半が日帰り客。そして、日帰り客も宿泊客もほとんどの時間をカジノテーブルかマッサージパーラーで過ごすとのこと。アジア人はねっからのギャンブル好きの民族のようです。中国バブルがはじけたらマカオはどうなるのかなと思いますが、そこは中国、まだまだ拡大していくのではないでしょうか?
いつか行ってみたいと思いますが、まだ昔のイメージが払拭されておらず、新しいホテルがすべてオープンしてから、検討してみようと思っています。
貴方はマカオに行ってみたいですか?
Posted by walt at 22:27│Comments(0)