2009年06月12日

731)VIZIO社が米国輸入・販売禁止

昨日、清水区の桜が丘病院健康保険センターに電話して、健康診断の予約をしたところ、
たまたま明日12日の11:00からであれば空いているとの回答があり、予約をしました。それ
以外の日では22日の11:00のみで6月は予約できないとのことでした。問診票を送るとのこと
で、一日で着くかどうか疑問に思いましたが、本日帰宅するとちゃんと届いていました。内容は、
過去の病歴と現在の状況です。20歳の時と比較して体重が±10Kg以上あったか、昨年と比較
して±3g以上あったかという設問に「はい」で、後はほとんどが「いいえ」でした。20歳の時から
すでに30年経過しており13Kgほど太ってます。しかし、昨年と比較すると4Kgほど痩せています。
体重が減ったのは、昨年の健康診断でメタボ予備軍として診断され、食事の量を減らすことにより
体重減に努めたからです。実際、今年、昨年の夏のスーツのズボンのウエストがゆるくなってい
ます。よって、その実感をしている次第です。今晩21:00以降明日の健康診断が終わるまで、水も
飲むことができません。

ところで本日の日経BPネットに気になる記事が掲載されていました。それは、「船井電機株式会社
は、アメリカVIZIO社等他11社が同社所有のデジタルテレビ特許を侵害していると認定した米国
国際貿易委員会(ITC)の決定が、オバマ大統領により承認された」ということです。これは、今年
4月10日にITCがVIZIO社等が同社所有のデジタルテレビ特許を侵害している旨の決定を下し、
米国関税法により、このITCの決定から昨日(6月9日)までの最長60 日間、大統領がITC の決定を
確認するための期間を設けておりましたが、大統領からの異議はなく、この確認期間が昨日で終了
したからです。これにより、大統領はITCの排除命令を承認したことになり、ITCの排除命令が確定し
VIZIO社他11の企業は特許侵害と認定されたデジタルテレビを米国へ輸入すること及び米国で販売
することを禁止されました。

米国VIZIO社というと日本では馴染みの薄い会社ではありますが、アメリカでは多くの人が知って
いる会社です。VISIO社は2005年にカリフォルニア州オレンジカウンティのアーバイン市に設立
されたファブレスの液晶テレビメーカーであり、その安さと品質が良い良のことで、アメリカでは
一世を風靡し2007年には全米液晶テレビ業界ではベスト3に入る会社にまでなりました。そして、
今年第1四半期では、VISIO社がサムスンを抜いて液晶テレビ販売でトップに立ち、シェアは何と
21.6%と、前四半期の13.8%から大幅に増加しています。その全米シェア1位のVIZIOが輸入差し
止めとなると大きな混乱が発生するのではないかと想像されます。しかし、本日2009年モデルを
発表したとの情報もあり、「どうなってんの?」と思うばかりです。

又、液晶テレビ関連のニュースとしてはソニーのハワード・ストリンガー会長兼CEOは韓国に行き、
韓国のサムスン電子の李潤雨(イ・ユンウ)副会長兼CEOとともに、両社が出資する液晶パネル製造
合弁会社の新しい生産ラインの大量生産開始を記念する式典に出席したということです。約1兆8000
億ウォン(約1400億円)を投入したこの新ラインは年内にフル稼働し、46インチ型以上の大型テレビ
用パネルの生産能力を倍増するそうです。液晶テレビの価格がこのところ一気に下がりましたが、
これは量産効果ばかりではなく、競争激化によるようです。32インチ型テレビ用の液晶パネルの場合、
2007年末に330ドルだった価格は、今年第1四半期には一時160ドルまで下落したそうです。現在で
は190ドル近辺で推移しているそうですが利益が全く取れない状況のようです。ソニー・サムスン連合
の液晶パネルに対して迎え撃つのは韓国LGだそうです。日本では、来年7月の地デジ放送切り替えに
よる大幅需要が今年と来年初めに予想されますが、さて、市場はどうなることでしょう。

それにしてもVIZIO社の動向が気になります。



Posted by walt at 00:23│Comments(0)
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