2009年06月09日
728) 下流マーケティングへの転換?
このところ、どうも調子が芳しくありません。生活パターンが乱れて調子が悪いのか、健康上の
問題なのかわかりませんが、夕食後眠ってしまい、深夜0時近くに目覚めお風呂に入って、この
ブログを書くパターンになってしまいました。時には、翌朝書くことになってしまったことも
あります。今夜も、明日にしようかと悩みましたが、明日は弟の妻の母親の葬儀があり、多分
朝は時間が取れないと思い、今越してキーボードを叩いています。会社員だった時は毎年3月に
健康診断をやり、このころは結果もわかり、行きつけのお医者さんで再検査しているころですが
今年は、まだ健康診断をやっていません。健康保険組合から健康診断の案内がありましたので
予約して検査をすればよいのですが、まだそれもできていません。すぐにでも予約したいと思い
ます。
今日の日経BPネットにマーケティング関連で気になるはなしが掲載されていましたので紹介させ
ていただきます。それは、株式会社セレンディップ・ラボ シニアディレクター経営コンサルタ
ントである桐原涼氏の「忍び寄る貧しさの影 “下流マーケティング”への転換を急げ」という
タイトルのコラムです。桐原氏は今まで、日本の中流意識構造から下流が最大ボリュームとなる
市場構造に変わっており、それに従い今まで主体であった中流マーケット志向のマーケティング
から最大市場となる下流マーケットへのマーケティングに転換しなければならないという内容
です。桐原氏曰く日本は過去中流市場のボリュームが大きく、下流市場のボリュームが小さい特殊
な市場構造になっていたそうです。それが、他の多くの国と同様に下流のボリュームが大きいピラ
ミッド型の構造に変わりつつあり、実際に世帯年収が300万円を下回るような低所得者層が、年々
増加する傾向にあるということです。
今まで、「日本人は豊かだ」という固定観念がありましたが、2007年の国民生活基礎調査によると、
日本全国4,800万世帯のうち、下位4分の1の1,200万世帯の平均所得は210万円であり、これを
世帯人員で割った1人当たりの所得は、おおよそ1万ドルであったそうです。ちなみに1人当たりGDP
が1万ドル程度の国は、ポーランド・チリ・ロシアと同じだそうです。又、2007年の1世帯当たり平均
所得は556万円であり、前年実績との比較で約2%減少し、1世帯当たり平均所得は1994年をピーク
に低下しており、この10年間で100万円も減少したそうです。なお、今年の調査では、生活保護を受け
ている世帯は120万弱あるとのことでした。この数字を見る限りでは「豊か」という表現はできない
かもしれません。又、2007年における日本の1人当たりGDPは、OECD加盟30カ国中19位という
数字も出ていました。
昨年の9月以来の世界同時不況の突然の影響もあり、日本経済は衰退していますが、物が売れなく
なった現在、各企業は低価格帯の商品を追加して売り上げを確保しようと努力しています。又、
強化することにより、売り上げを伸ばしている企業がいくつもあります。ユニクロでは、廉価ブラ
ンド「ジーユー」を強化し、990円のジーンズなどが爆発的に売れているそうです。またイオンや
イトーヨーカ堂などの大手スーパーはディスカウントタイプの店舗の出店を急いでおり、西友も
親会社であるウォルマートの全世界商品調達網を生かし、低価格商品を投入するなど、価格競争力
の強化に必死です。又、外食業界では中流層をターゲットとするファミリーレストランの不振が続き、
ワンコイン(500円)で食事ができるファストフードが好調ですし、百貨店のデパ地下総菜売り場
でも低価格商品を投入しているという話を聞きます。当方の感覚では、たまにしか静岡松坂屋の地下
食品売り場で買えませんが、今ではリーズナブルになっているのでしょうか?
家具のニトリも価格ダウンの広告宣伝を良く目にします。今まで、行ったことのない家具、家庭用品
雑貨店でしたが、品ぞろえの多さ、価格に驚いています。普通の生活をするのであれば、充分間に合う
ものばかりです。こんな価格でインテリア(カーテン、絨毯)が取り揃えられるとは思いもよりません
でした。すると今までの価格は何だったんだろうと思いますが、その付加価値が給与という形で還元
されていたかもしれません。低価格現象はまさにデフレスパイラルにまっただ中であり、当面はこの
状況が進むことでしょう。当家の場合、仕事を辞め、収入がなくなりましたので下流層の仲間入りを
していますので下流マーケティングのターゲット層となっています。ただ、この層になると、機能や
デザイン、ブランドではなく価格だけになるかも知れませんが、やはり、しっかりとしたマーケティン
グが必要になるのでしょうか?中流が下流に落ちて増えた層ですので、やはりマーケティングは必要
なのでしょう。
忍び寄る貧しさの影 “下流マーケティング”への転換を急げ:
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090605/158214/?ml
1:30に投稿しようとしましたが、メンテナンス中であることを忘れていました。
結局6/9の朝に投稿することになってしましました。
問題なのかわかりませんが、夕食後眠ってしまい、深夜0時近くに目覚めお風呂に入って、この
ブログを書くパターンになってしまいました。時には、翌朝書くことになってしまったことも
あります。今夜も、明日にしようかと悩みましたが、明日は弟の妻の母親の葬儀があり、多分
朝は時間が取れないと思い、今越してキーボードを叩いています。会社員だった時は毎年3月に
健康診断をやり、このころは結果もわかり、行きつけのお医者さんで再検査しているころですが
今年は、まだ健康診断をやっていません。健康保険組合から健康診断の案内がありましたので
予約して検査をすればよいのですが、まだそれもできていません。すぐにでも予約したいと思い
ます。
今日の日経BPネットにマーケティング関連で気になるはなしが掲載されていましたので紹介させ
ていただきます。それは、株式会社セレンディップ・ラボ シニアディレクター経営コンサルタ
ントである桐原涼氏の「忍び寄る貧しさの影 “下流マーケティング”への転換を急げ」という
タイトルのコラムです。桐原氏は今まで、日本の中流意識構造から下流が最大ボリュームとなる
市場構造に変わっており、それに従い今まで主体であった中流マーケット志向のマーケティング
から最大市場となる下流マーケットへのマーケティングに転換しなければならないという内容
です。桐原氏曰く日本は過去中流市場のボリュームが大きく、下流市場のボリュームが小さい特殊
な市場構造になっていたそうです。それが、他の多くの国と同様に下流のボリュームが大きいピラ
ミッド型の構造に変わりつつあり、実際に世帯年収が300万円を下回るような低所得者層が、年々
増加する傾向にあるということです。
今まで、「日本人は豊かだ」という固定観念がありましたが、2007年の国民生活基礎調査によると、
日本全国4,800万世帯のうち、下位4分の1の1,200万世帯の平均所得は210万円であり、これを
世帯人員で割った1人当たりの所得は、おおよそ1万ドルであったそうです。ちなみに1人当たりGDP
が1万ドル程度の国は、ポーランド・チリ・ロシアと同じだそうです。又、2007年の1世帯当たり平均
所得は556万円であり、前年実績との比較で約2%減少し、1世帯当たり平均所得は1994年をピーク
に低下しており、この10年間で100万円も減少したそうです。なお、今年の調査では、生活保護を受け
ている世帯は120万弱あるとのことでした。この数字を見る限りでは「豊か」という表現はできない
かもしれません。又、2007年における日本の1人当たりGDPは、OECD加盟30カ国中19位という
数字も出ていました。
昨年の9月以来の世界同時不況の突然の影響もあり、日本経済は衰退していますが、物が売れなく
なった現在、各企業は低価格帯の商品を追加して売り上げを確保しようと努力しています。又、
強化することにより、売り上げを伸ばしている企業がいくつもあります。ユニクロでは、廉価ブラ
ンド「ジーユー」を強化し、990円のジーンズなどが爆発的に売れているそうです。またイオンや
イトーヨーカ堂などの大手スーパーはディスカウントタイプの店舗の出店を急いでおり、西友も
親会社であるウォルマートの全世界商品調達網を生かし、低価格商品を投入するなど、価格競争力
の強化に必死です。又、外食業界では中流層をターゲットとするファミリーレストランの不振が続き、
ワンコイン(500円)で食事ができるファストフードが好調ですし、百貨店のデパ地下総菜売り場
でも低価格商品を投入しているという話を聞きます。当方の感覚では、たまにしか静岡松坂屋の地下
食品売り場で買えませんが、今ではリーズナブルになっているのでしょうか?
家具のニトリも価格ダウンの広告宣伝を良く目にします。今まで、行ったことのない家具、家庭用品
雑貨店でしたが、品ぞろえの多さ、価格に驚いています。普通の生活をするのであれば、充分間に合う
ものばかりです。こんな価格でインテリア(カーテン、絨毯)が取り揃えられるとは思いもよりません
でした。すると今までの価格は何だったんだろうと思いますが、その付加価値が給与という形で還元
されていたかもしれません。低価格現象はまさにデフレスパイラルにまっただ中であり、当面はこの
状況が進むことでしょう。当家の場合、仕事を辞め、収入がなくなりましたので下流層の仲間入りを
していますので下流マーケティングのターゲット層となっています。ただ、この層になると、機能や
デザイン、ブランドではなく価格だけになるかも知れませんが、やはり、しっかりとしたマーケティン
グが必要になるのでしょうか?中流が下流に落ちて増えた層ですので、やはりマーケティングは必要
なのでしょう。
忍び寄る貧しさの影 “下流マーケティング”への転換を急げ:
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090605/158214/?ml
1:30に投稿しようとしましたが、メンテナンス中であることを忘れていました。
結局6/9の朝に投稿することになってしましました。
Posted by walt at 06:56│Comments(0)