Walterのモノローグ　-50にして天命を知った後-

日本時間23：00からウズベキスタンのタシュケントで2010年南アフリカワールドカップの最終
予選が行われ、前半9分岡崎のゴールで1点を先制し、90分間守り続け勝利しました。これで
4大会連続でワールドカップの出場を決めました。2010年の南アフリカワールドカップは、開催
国である南アフリカを除けば世界で最初にワールドカップ出場を決めた国になりました。試合
内容はハラハラドキドキの連続で、あのドーハの悲劇の結末と同じように1-1の同点で終わって
しまうのではないかと思われましたが、本当に良かったと思います。それにしても岡田監督が
言っていましたが、ひどい主審でした。あれなら当方でも笛を吹けると思った次第です。

富士山静岡空港が一昨日開港し2日目を迎えた昨日5日の時点で、出発便が2便欠航し、到着便
2便が降りられず、中部国際空港にダイバート（目的地変更）されたそうです。又、中国大連行きの
チャーター便も3時間遅れで出発したそうです。欠航、ダイバートとも静岡空港上空の降雨と霧で
離着陸ができなかったそうです。自然災害ではどうしようもありませんが、ダイバートで中部国際
空港に降ろされたら静岡空港の意味がありませんよね。それ以上にショックな事実がありました。
5日の上海行きの初便の搭乗者数が155人中59人で搭乗率が38％だったそうです。そして上海発
静岡行の初便は搭乗者56人で搭乗率36％だったそうです。あまりにも低い数字で上海便を運航して
いる中国東方航空日本支社長は7月の定期便に関しては「6月中旬までに結論を出す」と言ったそう
です。中国東方航空は新型インフルエンザ流行の影響で6月就航予定の15往復のうち6往復をすで
にキャンセルしています。この状況ではもっとキャンセルが出てもおかしくありません。そんな状況では
ありますが、石川県知事が7日から12日にかけて韓国、中国を訪問し現地航空会社に開港の報告と
定期便就航への感謝の気持ちを伝えに行くようです。これで自分の役割は終わったと言うことなので
しょうか？多分中国東方航空からは聞きたくない話を聞かされることでしょう。

さて、開港2日目ですでにミソがついた富士山静岡空港、開港日の試算ですでに全席満席でも当初
予定の130万人の乗降が30万人減ると伝えられました。すると、このままいくと予定の半分ほどしか
実績が出ないのではないでしょうか？県の職員さんはどのように対策をねるのでしょうか？開港して
一安心するはずだったのが、今後も眠れない夜が続くのではないでしょうか？3日前のブログで韓国便
はアジア、ヨーロッパに行くための乗り次ぎ便としての利用が最も有益だろうという意味のことを書きま
したが、韓国の航空会社はやはりそれを狙っているようです。結局日本の客を韓国のイーチョン空港を
ハブ空港とする手助けをすることになるようです。韓国に巨大なハブ空港が誕生すれば成田の価値は
ますます薄くなることでしょう。

開港後は推進派になる予定でしたが、たった2日の実績でお手上げ状態となってしまいました。
困ったものですが、ほんと、どうしましょうと言うことが本音です。
何か突拍子もない策はないものでしょうか？