2009年05月06日

695) コンビニ売れ残りの廃棄量1,000億円

我が家にも静岡市定額給付金の案内が送られてきました。申請用紙に記入し、キャッシュ
カードの表のコピーを添付するというものです。申請書の提出からおよそ1ヶ月後に口座に
振り込まれるそうです。銀行口座の持っていない人は、申請書の口座名義人欄に「現金給付
希望」と記入し、本人確認書類のコピーを同封し、6月下旬に静岡市が指定する日に庁舎で
受け取るようです。それにしても、手の混んだこのようなやり方しかできなかったのでしょ
うか?申請書の郵送費、返信用郵送費、銀行振込手数料などいったいいくらかかることで
しょうか?億単位の経費がかかるようです。これも税金が使用されるわけですから、これで
良いのか疑問が残ります。さて、定額給付金何に使用しますかね。

ところで、今日のようにブログのネタに困ったとき「あらたにす」のWEBサイトを見ます。
「あらたにす」は新聞を比べて読むサイトで、朝日新聞、読売新聞、日本経済新聞の記事が
掲載されます。朝日新聞の本日の記事で興味をひくものがありました。「コンビニ店主、
見切り販売の動き」という見出しです。内容は「売れ残りによる廃棄を減らすため、販売
期限前に弁当などを値下げして売る『見切り販売』を導入するコンビニエンスストア加盟店
が各地で出始めた。公正取引委員会によるセブンイレブン・ジャパンへの調査が判明した
今年2月以降、見切りを始めた複数のオーナーが『廃棄が半分に減って利益が増えた』と話
している」というものです。

又、1日あたり最大で1万円分の商品を見切り販売した結果、廃棄の量は約半分になったそう
です。複数のオーナーによると、1カ月間に出る廃棄は1日の売上高が目安だそうで、少なく
見積もって売り上げ40万円の店なら、1カ月で40万円分の廃棄が出ている計算となり、コンビ
ニは全国で約4万5千店で、売れ残りの廃棄量は全国で年1千億円を超えるそうです。ハンバー
ガーが捨てられる話は以前より聞いていました。コンビニの総菜、弁当も消費期限を超えると
捨てられている事は知っていましたが、これほどまでに廃棄されているとは知りませんでした。
尚、3月4日の参院農水委員会で石破農水相は、コンビニ弁当の廃棄問題を問われ、個人的
見解としつつ「賞味期限内のものを捨てちゃうっていったいなんですかと。もったいないという
発想がもっとあってしかるべきだ」と答弁。日本人が食べずに捨てる食品廃棄の総量が、世界
中の食糧支援の3倍にあたるといったデータもそらんじてみせるなど、問題意識を示したとの
ことです。

スーパーマーケットでは当たり前の見切り販売。コンビニの場合は本部の指示で見切り販売が
許可されていないようですが、食料問題を考えてみると捨てるのが良いかどうかやはり疑問が
残ります。コンビニのオーナーさんたちにエールを送り見切り販売に同意してもらいたいもの
ですね。



Posted by walt at 22:05│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
695) コンビニ売れ残りの廃棄量1,000億円
    コメント(0)