2009年05月06日
694) 深刻なデフレ 「高級離れ」
昨日のエスパルスのホームゲームは雨の中15,000人以上の観客があったにも関わらず
勝つことが出来ず、又、引き分けで終わりました。なんとか引き分けに持ち込めたという
試合でした。2点目が入れられた時は、「3点目が入ったら帰ろう」と妻と言った次第です。
今までの試合とは異なり、ボールのキープも多く攻めたのですが点が入らず、いつもの
パスミス、イージーミスが重なりました。後半の10分間で攻め続け同点に持ち込みましたが、
あの10分間で90分の試合全体がいい試合だったと錯覚して帰宅した人も多かったのでは
ないでしょうか?千葉のサポーターも多く、2点目が入った時は「今日は勝てる」と思ったに
違いありません。それがこのような結果となり、虚しく帰途についたことでしょう。
読売新聞の経済面にデフレの記事が特集されていました。すかいらーくは全国147店のうち
86店がガストに替わるようです。すかいらーくの1人当たりの客単価は1,100円で、ガストは
800円だが、転換した36店舗では客数で70%、売上で35%伸びたそうです。イトーヨーカ堂
も安売り店「ザ・プライス」へと衣替えし、JR西日本は高速道路の引き下げに対抗して3月に
新幹線こだま4割引きの料金を設定したそうです。また、小田急百貨店では4月に婦人靴の
下取りを1,050円の靴購入権と交換し15万3,483足も持ち込まれたそうです。結果婦人靴の
売り上げは前年同期比2倍となった模様です。海外の高級品であるカルティエ、ルイ・ビトン、
プラダなども値下げが相次いでいるようです。現在の日本の消費では「高級路線」という言葉
は聞かなくなったようです。
その他主な値下として、小売業ではイオン、イトーヨーカ堂、ダイエーなど1,000品目以上を値下
げし、外食では牛丼を20円引き、和民ではビールを値下げ、食品ではキューピー、味の素が
14年ぶりに値下げ、敷島製パンでは食パンを4.5~9.5%値下げするようです。昨年、原油の
値上げや穀物相場の値上がりにより、食料品の値上げが相次ぎましたが、今度は値下げと
なりました。物価下落には「良い物価下落」と「悪い物価下落」があるようで、今回のケースは
「悪い物価下落」となるそうです。景気の悪化から消費や投資の意欲が下がり、モノやサービス
で値段が下がる現象とのことです。加えて物価下落による企業収益の悪化、賃金・雇用の悪化
で家計収入の減少となり、さらに消費を減らし、再び物価の下落を招くという「デフレスパイラル」
の兆しが見え始めたということです。
物価が下がることは消費者にとて良いことですが、悪循環にならないためにも消費の控えは
避けたいものですね。ただこればかりは心理によるところが大きいのも事実です。
さて、貴方の消費行動には変化がありますか?
勝つことが出来ず、又、引き分けで終わりました。なんとか引き分けに持ち込めたという
試合でした。2点目が入れられた時は、「3点目が入ったら帰ろう」と妻と言った次第です。
今までの試合とは異なり、ボールのキープも多く攻めたのですが点が入らず、いつもの
パスミス、イージーミスが重なりました。後半の10分間で攻め続け同点に持ち込みましたが、
あの10分間で90分の試合全体がいい試合だったと錯覚して帰宅した人も多かったのでは
ないでしょうか?千葉のサポーターも多く、2点目が入った時は「今日は勝てる」と思ったに
違いありません。それがこのような結果となり、虚しく帰途についたことでしょう。
読売新聞の経済面にデフレの記事が特集されていました。すかいらーくは全国147店のうち
86店がガストに替わるようです。すかいらーくの1人当たりの客単価は1,100円で、ガストは
800円だが、転換した36店舗では客数で70%、売上で35%伸びたそうです。イトーヨーカ堂
も安売り店「ザ・プライス」へと衣替えし、JR西日本は高速道路の引き下げに対抗して3月に
新幹線こだま4割引きの料金を設定したそうです。また、小田急百貨店では4月に婦人靴の
下取りを1,050円の靴購入権と交換し15万3,483足も持ち込まれたそうです。結果婦人靴の
売り上げは前年同期比2倍となった模様です。海外の高級品であるカルティエ、ルイ・ビトン、
プラダなども値下げが相次いでいるようです。現在の日本の消費では「高級路線」という言葉
は聞かなくなったようです。
その他主な値下として、小売業ではイオン、イトーヨーカ堂、ダイエーなど1,000品目以上を値下
げし、外食では牛丼を20円引き、和民ではビールを値下げ、食品ではキューピー、味の素が
14年ぶりに値下げ、敷島製パンでは食パンを4.5~9.5%値下げするようです。昨年、原油の
値上げや穀物相場の値上がりにより、食料品の値上げが相次ぎましたが、今度は値下げと
なりました。物価下落には「良い物価下落」と「悪い物価下落」があるようで、今回のケースは
「悪い物価下落」となるそうです。景気の悪化から消費や投資の意欲が下がり、モノやサービス
で値段が下がる現象とのことです。加えて物価下落による企業収益の悪化、賃金・雇用の悪化
で家計収入の減少となり、さらに消費を減らし、再び物価の下落を招くという「デフレスパイラル」
の兆しが見え始めたということです。
物価が下がることは消費者にとて良いことですが、悪循環にならないためにも消費の控えは
避けたいものですね。ただこればかりは心理によるところが大きいのも事実です。
さて、貴方の消費行動には変化がありますか?
Posted by walt at 11:01│Comments(0)