2009年05月01日

690)静岡県内有効求人倍率0.46倍

今日は朝から妻の実家の茶刈りの手伝いに行きました。茶刈りの手伝いと言っても刈る
わけではなく、刈ったお茶を運ぶ仕事です。静岡市葵区の美和地区で茶畑の多くは丘陵
地にあり、刈るのに大変です。刈ったお茶はモノラック(運搬するモノレールのようなもの)
で運びます。義父、義母が手伝ってはいますが高齢であり、無理をさせるわけにはいきま
せん。当方はお茶に興味があることもあり、お茶の研修のつもりで手伝っています。実は、
明日も頼まれており、朝8:00には行く予定です。普段しない労働のため半日の手伝いにも
かかわらず、結構疲れてしまいました。

妻が8年勤めた会社を昨日退職しました。契約社員として働いていたのですが、不況の
影響で契約の更新がされなかったようです。結構社員に慕われ、他の部署や得意先から
も退職の花束をたくさんもらってきました。これから就活になるわけですが、当方が入居し
ている商工会議所がハローワークから近いこともあり何度となく求人情報誌をもらいに行
った事があります。そこにはおびただしい求職者がいました。駐車場は満車で待ちの状態
であり、おまけに駐車場の警備員がいるほどです。求人情報誌に掲載されている企業数も
少なく、求人倍率が少ないだろうと思っていました。

本日の静岡新聞の夕刊に県内の求人が3月で0.46倍と掲載されていました。昨年の3月が
1.2倍とのことでしたので1年間で0.7ポイントも減ったことになります。これほどまでの減少は
過去なかったことであり、また、0.46倍は過去最低を更新したようです。静岡県内でも東、中、
西部の地域別有効倍率が産業構造の違いを表していました。東部、中部とも約0.5倍強です
が、西部は何と0.38倍との事でした。この求人倍率が求人誌を発行している会社にも大きな
影響を与えています。静岡でもDOMOやTOWN WORK等がメジャーですがその他にも無料
の雑誌が数社あります。DOMOに関しては情報誌の厚さが昨年の半分ほどになっているの
ではないかと思うほどです。これら情報を発行ている会社ではインターネット求人サイト、募集
代行、人材紹介などの採用支援サービスに力を入れるビジネスモデルの再構築を急いでいる
ようです。

アメリカ経済は徐々に回復傾向にあると伝えられていますが、まだ、信じるわけにはいきません。
過去の好況時のレベルまで戻らなくても良いので、いわゆる有効求人倍率1.0倍までの水準に
早くなってもらいたいものです。




Posted by walt at 23:19│Comments(0)
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