2009年04月27日

686) グーグル書籍検索和解案からの集団離脱174名

686 グーグル書籍検索和解案からの集団離脱174名

24日から昨日26日までグランシップで「富士山静岡空港開港記念 第1回世界すし博覧会in静岡」
が開催されました。我々がお世話になっている清水商工会議所が主催したようです。博覧会へは
行きませんでしたので詳細はわかりませんが、寿司好きにはたまらないイベントだったのではない
でしょうか?世界のすし職人5人がユニークなすしを披露する「世界すしスタジアム」の審査も行われ、
審査員が選ぶグランプリには、揚げたサクラエビとアボカドを盛り付け、ノリの代わりにトルティーヤで
くるんだ軍艦巻き「メキシコの桜」を出品したホセ・カルデロンさん(メキシコ)がなったそうです。又、
来場者が試食、投票する「ピープルズチョイス」には、ロシアのユリー・キムさん(ロシア)が選ばれ
たとのこと。この「ピープルズチョイス」は審査参加費が試食代を含め2,000円でだったそうです。
すしは世界的な食べ物になり、その国の特徴をもった寿司ができるようになったことは喜ばしいこと
でしょう。将来はミッシュランの星を取る海外の寿司職人さん
が生まれるかもしれませんね。

ところで、2月だったと記憶していますが、新聞の広告欄にGoogleのわけの分からない内容の通達
が掲載され、このブログでも取り上げました。書籍のデータベース化に伴う著作権の和解案が一方的
にGoogleから出され、この和解案は、米国で米国の作家と米国の出版社が、米国の企業との紛争
のなかでまとめられたものがそのまま日本でも適用されるといった、全く訳の分からないものでした。
又、5/5までに回答がない場合は、和解したとみなされるものでした。その件に関して日本ビジュアル
著作権協会では、会員著作権者の利益を守るべく、詳細に和解案を検討し、日米双方の提携弁護士
事務所と協議を行い、対応を検討し、その結果、会員各位に対しては和解に同意しないよう勧告を
送り、4月25 日現在、174名の著作権者が和解からの離脱を表明したそうです。今後日本ビジュアル
著作権協会としては、和解離脱を表明した174名の著作権者の、離脱手続きを進めまた提携弁護士
事務所からグーグル社に通知を送り、和解の枠組みとは別に、グーグル社と交渉を進める予定だそう
です。(日本ビジュアル著作権協会のHPに記載されていました)
それにしてもややこしいですね。

著作権に関し、普段訪問することのない日本ビジュアル著作権協会のホームページを見ると今回の
Googleの件が「お知らせ」のトップに掲載されていました。また、そのほかの提訴、法的処置に関する
ものも載っていました。大手予備校2社が昨年大学の入試問題で著作権の発生するものを無断で
授業で使用していたというものでした。
著書がデータベース化されることは誰しも賛成だと思います。しかし、その方法が一方的だったのでは
ないかとおもいます。さて、今後Googleはどのような対応をするのでしょうか?

日本ビジュアル著作権協会:http://www.jvca.gr.jp





Posted by walt at 22:49│Comments(0)
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