2007年08月15日

70) 先生が塾で勉強している

昨日の東京12チャンネルのニュース番組WBS(ワールドビジネスサテライト)で放送されましたが、高校生におこなった「将来えらくなりたいと思う」というアンケートで、中国34.4%、韓国22.9%、アメリカ22.3%にたいして日本はわずか8%であったとの結果でした。「えらくなりたいと思う」という質問は少し抽象的な質問ではありますが、8%しかそう思う人がいなかったということは、どう考えればよいのでしょうか?ほとんどの小、中、高校生が塾へ行っていることは事実ですが、有名塾の教え方が良く、成績が上がるその方法論を学ぶために、公立学校の先生達がその塾に通い、教師の「教える力」や「伝える力」をどう高めれば良いのか。企業の持つアイデアやノウハウを取り入れる教育現場の取り組みが始まっているとのことでした。塾側としては、生徒に教えることは勿論、先生に教えることもビジネスモデル、ビジネスチャンスになると考えだしたようです。当方学生時代に教育課程の授業を取りませんでしたので、その内容はわかりませんが、先生達は何を大学で学び、実習し、教員試験を受け、合格して先生になったのでしょうか?教え方が解からない、コミュニケーションが取れないという先生が多いということは、先生になっても、その役割を果していないということになります。学校の先生の役割とは何なんでしょうか?先生の資質をあれこれ言うよりも、そこに市場があると思った塾の経営感覚には目を見張るものがあります。現在は多様化の時代であり消費行動としてのマスマーケットの時代は終ったと言われています。この多様化の時代に本来あるとは思えなかった市場ができてきているということになります。市場が無いのではなく、市場を創り出せないということが問題なのでしょう。昨日、静岡市産女の動物の森霊園のことに触れましたが、以前飼っていた犬が亡くなった時、どうするか考えました。市の焼却場へ持っていくか?平沢観音に持っていくかなど考えましたが当時、新しく運営されだした動物の森霊園に決めました。それから4年経過しますが、ペットブーム、ペットもわが子という感覚で動物霊園を利用する人が増えていると思われます。ビジネスチャンスはいつでも、何処でもあるわけですが、やはり実行に移した人だけがチャンスをつかむことができるという良い例でしょう。ビジネスチャンスを掴めない自分は掴もうとしていないということになります。ああ、情けないの一言です。




Posted by walt at 23:24│Comments(0)
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