2009年04月09日

668) 世界最大の自動車市場中国とGMのあがき

昨日の静岡新聞朝刊に静岡市でお茶条例が制定され、市民委員を募集するという記事が掲載されて
いました。静岡市では、市議会議員の提案による「静岡市めざせ茶どころ日本一条例」が本年4月1日
から施行されたようです。この条例では、静岡市のお茶に関する産業の振興を図るとともに、お茶を
介して市民が豊かで健康的な生活を送れる日本一の茶どころを目指すそうです。また、「静岡市茶
どころ日本一計画」の策定が義務付けられており、この計画をお茶に関わる人たちだけではなく、
多くの市民により築き上げていくとのことで市民委員を募集するとのことでした。早速、市役所の
農業振興課に連絡を取り、募集要項をもらいに行きました。すでに、市役所のホームページでは募集
していたようですが、応募がなく、今回新聞を通じて募集の情報を流したとのことです。新聞記事の
影響で、問い合わせが数件あったとのことでした。尚、申請書をダウンロードして、800字の自由作文
とともに4/15までに申し込むこととなりました。消費者の立場から、意見を言うことができればと思
うのですが、さてどうなることでしょうか?

昨日は中国からの撤退の事を書きましたが、同日中国汽車工業協会は3月の新車販売台数は前年同
月比5%増の110万9800台となり、単月ベースで過去最高を記録した事を発表しました。中国政府が
打ち出した小型車減税など消費刺激策が奏功、2カ月連続で前年同月を上回ったそうです。2009年
第1四半期の販売台数は前年同期比4%増の267万8800台となり、米国を抜いて世界首位に立った
ようです。中国自動車市場の回復傾向が鮮明になってきた事がうかがえます。販売台数は3カ月連続
で米を上回り、3月は米より約25万台多かったそうです。2009年度は中国が年間で初めて、世界最
大の自動車市場に浮上するのは確実な情勢のようです。中国でも日本車は人気があるようですが、何
と言ってもフォルクスワーゲンが一番人気があり、シェアもトップのようです。世界的に車の販売状況
が悪いなか、中国のみが拡大しているのは皮肉なものです。多くの日系企業が撤退を目論んでいる
のに.... さて、日本企業はどのような戦略をたてるのでしょうか?

そういえば、General Motors(GM)と米Segwayは2009年4月7日、2人乗りの電動二輪車
「ProjectP.U.M.A.(Personal Urban Mobility and Accessibility)」を共同開発していると
発表しました。Segwayは電動の二輪車で、体重の移動によりスピード調節、左右のターンができる
乗り物です。日本ではあまり普及しませんでしたが、まさかGMが共同開発しているとは思いもよりま
せんでした。GMは自動車よりも小型で温室効果ガスを一切排出しない新型車を普及させることで、
都市部の交通渋滞や大気汚染を緩和するのが狙いとしているそうです。プロトタイプでは、リチウム・
イオン電池を採用し、1回の充電で最長35マイル(約56km)の走行が可能、最高速度は時速35マイ
ル(約56km)で電力による加速や減速、動的安定性、自律運転および駐車などの技術を取り入れて
いるとのことです。この電気自動車でGMは起死回生を狙っているとは思えませんが、話題作りと研究
開発に力を入れていることを伝えたかったのではないでしょうか?

日本経済は自動車産業の影響は大きいですが、今まで通りアメリカ主導でいくのかそれとも成長著し
い中国を選択するのか思案のしどころですね。当方ならアメリカの回復を待つと思います。貴方奈なら
どちらの選択をしますか?



Posted by walt at 23:07│Comments(0)
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