2009年04月06日

664) 葵区栃沢のお茶会(山香一服)

毎年4月の第一週の日曜日に栃沢のお茶会が開かれます。4年前にこのお茶会のことを知り知人と
初めて行って以来毎年出かけます。一昨年よりしずおか日本茶アドワンクラブの仲間とでかけるよう
になりました。今では栃沢を含む大川地区でお茶会が開かれています。今回は主催者より案内を
頂き、5名で参加することを伝えました。栃沢は、中国よりお茶の種や文化を伝えたと言われ、平安
時代に中国宋に渡り径山万寿寺にて修行し、帰国後京都東福寺を開山した「聖一国師」の生まれた
土地でもあります。そのため、お茶業界にとっては切っても切り離すことのできない歴史のある場所で
もあります。過去3回は外部にも告知しとても賑わいましたが、今回は比較的落ち着いたお茶会でし
た。

お茶会は3か所で行われ、竜珠院で毎年開催されますがその他は場所が異なります。今年は大きな
しだれ桜の下でも開催されました。2か所は野天での席であり、昨日の雨が大変気になりましたが、
雨も上がり野趣あふれる雰囲気で楽しむことができました。ただ、残念なことに2席が30分おきに10名
づつの参加で、1席は5名です。そのため、折角参加されても予約をしていなかったお客さんは茶宴に
参加できない場合もあったようです。栃沢は山里のため、あまりたくさんのお客様が来られても接待
できないこともあり、そのバランスを取るのが難しいかも知れません。駐車スペースがないため、道に
停めます。その為、当方は相乗りで訪れた次第です。多くの人に訪れてほしい反面静かに楽しみたい
という複雑な気持ちです。

栃沢から発信したお茶会が大川地区に広がったことはとても喜ばしいことです。当方清水に住んで
いますが、このようなイベントがあればと思います。清見寺でお茶会が開催されますが、例えば興津
川流域のお茶の産地でもお茶会が開かれたら良いなと思います。地域おこしにもなるのではないで
しょうか?もしかして、すでにこのような催しが開かれているのであれば、当方の情報不足ですが...。
当方が参加している清水茶手揉み保存会の中心地である吉原地区でも今年お茶のイベントを企画
していると聞きました。是非、活動が広がっていくことを期待します。勿論、協力できることがあれば
積極的にかかわっていきたいと思います。

貴方もお茶関連のイベントに参加してみませんか?お茶に興味を持ってくれるきっかけになってくれる
と嬉しいのですが....

664) 葵区栃沢のお茶会(山香一服)



Posted by walt at 00:26│Comments(0)
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