Walterのモノローグ　-50にして天命を知った後-

日曜日、月曜日と1泊2日で伊豆高原の桜並木沿いのペンションに行く予定でしたが、桜が咲いて
いないとのことで2日ずらし3/31、4/1に変更し行ってきました。ペンションにインターネットが
接続できる環境があればという薄い期待を持ちミニノートを持って行きましが、残念ながら使用
できませんでした。そのため1日ずれてしまったわけです。

一昨日、「ETC割引」をテーマに書きましたが、ETC割引により交通量が増えることで、CO2の排出
が増えるのではないかというコメントをいただき、全くその通りだと思うと共に、政府のやっている
ことは矛盾していると感じた次第です。3/31の読売新聞経済面に、「ガソリン販売２割増、前年比　
高速値下げ効果で」との見出しで記事が掲載されていました。内容は、先週週末の28日、29日の
ガソリンの販売量が前年より2割程度増えたと新日本石油の調査で分かったそうです。新日石の
全国2000店舗での調査とのことでした。出光興産も平均で2割増えたと発表しましたので、まんざ
ら嘘ではなさそうです。単純計算であれば、販売が2割増えたことは2割消費が増えたことになり、
その結果CO2の排出も2割増えたことになります。ということは、折角CO2を減らそうと努力している
にも関わらず、2割も2日間で増やしてしまったことになります。

ETCを取り付けてある乗用車のみ高速料金値下げをした今回の経済政策。始まったばかりですが、
このまま継続されるのでしょうか？このまま継続されるとは思えません。なぜなら問題を多く抱え
ていると思われるからです。高速道路料金が安くなった分、税金が投入されます。それもETCを
持っている人だけです。そして、安くなったことで、どこかに行こうと考え、目的地を決めます。
目的地があって、何の交通手段で行こうか考える場合とは異なります。その結果、今まで以上の
CO2の排出ともなれば、何をやっているのかわからなくなってしまいます。それで良いのでしょうか？
みんなで声を大にして「CO2排出削減はどうするの？」と。

余談ですが、あのネズミのキャラクター「トッポジージョ」が50歳になったようです。知らなかったの
ですがジージョはイタリア生まれで、イタリア国営テレビのバラエティ番組でデビューしたそうです。
このところちょっと忘れ去られていた存在ですので、メディアで扱ってくれて、思い出し、懐かしく
思いました。