2009年03月18日
646) 産総研のヒューマノイドロボット
2日間のGAPの研修が終わりました。昨日は朝9:30から18:00、今日は9:00から17:00
間での長丁場でした。ほとんどが講義を聞くというパターンであり、非常に辛いものがあり
ました。島田市のお茶の郷までは車で約1時間半かかり、この移動も大変でした。2日間の
研修を終え、自宅で試験問題を解き合格であればGAPの指導員として認定されるとのことで、
何としても合格しなければならないことを思いました。もちろん今後ももっと勉強しなければ
なりませんが.....。
今から9年ほど前のことだと思いますが、ソニーがAIBOという犬型のロボットを発売しました。
当時は20万円ほどしたと思いますが、予約が殺到してヒット商品となりました。その後ホンダ
が2足歩行ロボットASIMOが発表され、ロボットショーなる展示会が開催され、入場規制される
程の人気となりました。又、同じくロボカップサッカートーナメントが世界レベルで開催され
エンターテイメントロボットが大きく社会を変え、経済効果も高いものになると期待がもたれ
ました。そして、ソニーから小型2足歩行ロボットが発表され、サッカーボールを蹴ることまで
出来るようになりました。家電メーカーから癒し系の動物ロボットが試作されるなど、ロボット
ブームとなりました。この要因として、MEMS技術を利用した半導体の加速度センサやジャイロ
センサが商品化されたことが大きな意味を持ちました。
ロボットブームは3,4年続きましたが、その後、息をひそめるように各社開発を中止し、ソニー
もエンターテイメントロボットの開発から手をひいてしまいました。そのため、AIBOも製造中止
となり、いつの間にか忘れ去られてしまいました。当時、有名大学のロボット工学の研究者が
秘密裏にトヨタに入社しているという噂も流れ、トヨタの動向に注目されましたが、ロボット
ブームが去った後、トヨタのショールームでトランペットを吹くロボットが発表され、やはり
トヨタもロボットを開発していたんだと納得したものでした。ロボットブームが去った後、開発
者はロボット開発の専門会社、ベンチャー企業でロボット開発をひそかに進めていたようです。
そじて昨日、産業技術総合研究所は忘れたかのように人間に近い動作ができる青年女性を模した
ヒューマノイド・ロボットを開発したことを発表しました。外観の寸法などは日本人の青年女性
の平均値(158cm、体重43kg)を参考にしており、二足歩行や全身動作、音声を使った人間との
やり取りができるものとなりました。特に驚いたのは顔の表情です。今までのロボットとは全く
異なり、顔はまるで人間のようであり、目、唇、眉毛などの動きがとても細かく、見方によって
は、気味悪いと思うほどでした。今後このロボットは展示会やファッション・ショーといった
エンターテインメント産業での利用を想定するそうですが、客寄せパンダにだけはならないよう
にしてほしいものです。
加速度センサは任天堂のWiiで使用され大ヒットとなりました。また、現在では歩数計にも搭載
されるようになり、安価で正確で、女性にも好まれる歩数計が登場しヒットしています。
さて、これらのロボット技術が応用され、新たな価値のある新商品が開発されることを期待した
いものです。何に応用されるのでしょうか?
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090317/167330/
間での長丁場でした。ほとんどが講義を聞くというパターンであり、非常に辛いものがあり
ました。島田市のお茶の郷までは車で約1時間半かかり、この移動も大変でした。2日間の
研修を終え、自宅で試験問題を解き合格であればGAPの指導員として認定されるとのことで、
何としても合格しなければならないことを思いました。もちろん今後ももっと勉強しなければ
なりませんが.....。
今から9年ほど前のことだと思いますが、ソニーがAIBOという犬型のロボットを発売しました。
当時は20万円ほどしたと思いますが、予約が殺到してヒット商品となりました。その後ホンダ
が2足歩行ロボットASIMOが発表され、ロボットショーなる展示会が開催され、入場規制される
程の人気となりました。又、同じくロボカップサッカートーナメントが世界レベルで開催され
エンターテイメントロボットが大きく社会を変え、経済効果も高いものになると期待がもたれ
ました。そして、ソニーから小型2足歩行ロボットが発表され、サッカーボールを蹴ることまで
出来るようになりました。家電メーカーから癒し系の動物ロボットが試作されるなど、ロボット
ブームとなりました。この要因として、MEMS技術を利用した半導体の加速度センサやジャイロ
センサが商品化されたことが大きな意味を持ちました。
ロボットブームは3,4年続きましたが、その後、息をひそめるように各社開発を中止し、ソニー
もエンターテイメントロボットの開発から手をひいてしまいました。そのため、AIBOも製造中止
となり、いつの間にか忘れ去られてしまいました。当時、有名大学のロボット工学の研究者が
秘密裏にトヨタに入社しているという噂も流れ、トヨタの動向に注目されましたが、ロボット
ブームが去った後、トヨタのショールームでトランペットを吹くロボットが発表され、やはり
トヨタもロボットを開発していたんだと納得したものでした。ロボットブームが去った後、開発
者はロボット開発の専門会社、ベンチャー企業でロボット開発をひそかに進めていたようです。
そじて昨日、産業技術総合研究所は忘れたかのように人間に近い動作ができる青年女性を模した
ヒューマノイド・ロボットを開発したことを発表しました。外観の寸法などは日本人の青年女性
の平均値(158cm、体重43kg)を参考にしており、二足歩行や全身動作、音声を使った人間との
やり取りができるものとなりました。特に驚いたのは顔の表情です。今までのロボットとは全く
異なり、顔はまるで人間のようであり、目、唇、眉毛などの動きがとても細かく、見方によって
は、気味悪いと思うほどでした。今後このロボットは展示会やファッション・ショーといった
エンターテインメント産業での利用を想定するそうですが、客寄せパンダにだけはならないよう
にしてほしいものです。
加速度センサは任天堂のWiiで使用され大ヒットとなりました。また、現在では歩数計にも搭載
されるようになり、安価で正確で、女性にも好まれる歩数計が登場しヒットしています。
さて、これらのロボット技術が応用され、新たな価値のある新商品が開発されることを期待した
いものです。何に応用されるのでしょうか?
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090317/167330/
Posted by walt at 23:51│Comments(0)