2009年03月02日

631) 中古外国車が好調

「茶業の明日を探る」と題したシンポジウムが島田市のお茶の郷で開催されました。基調講演
では静岡県立大学経営情報学部の岩崎教授が「お茶と茶産地のマーケティング」に関して講演
されました。岩崎教授は昨年「緑茶のマーケティング」を出版された、県内ではお茶のマーケ
ティングに関しては第一人者です。岩崎教授とは面識があり、本日も挨拶させていただきました。
講演の中で緑茶ドリンクトリーフ茶を「機能」と「情緒」に絡めて話されました。以前、キットカットを
受験シーズンのお守りにするマーケティングを展開した関橋氏が「機能価値」から「情緒価値」へと
移ることをコラムに書かれていたことを紹介しましたが、岩崎先生も「情緒」をキーワードにされた
ことには驚いた次第です。マーケティングの流れが「機能」から「情緒」へと価値観が流れ出して
いることは注目すべきことと思います。基調講演の後は静岡県の生産事業組合2社、鹿児島県の
2社の事例が話されました。驚くべき数字として鹿児島ではお茶工場の年間稼働日数が88日と
121日に対して静岡県の2社は50日と55日でした。

社団法人日本自動車販売協会連合会が本日2月の登録車合計を発表しました。218,212台だった
そうです。何と昨年の2008年2月の登録台数は322,613台で今年は前年比67.6%でした。2000
年からの統計では300,000台を切ったことがなく、過去最低の2月度の販売台数であった可能性が
あります。過去の統計から1年間で最も自動車が売れる時期である今月3月はさて、どんな販売実績
となるでしょうか?2000年から2006年までは500,000台を超えていましたが、2007年は
487,737台、2008年は471,755台でした。もしかしたら300,000台を切ってしまうかも知れま
せん。販売状況が悪いとは知っていましたが、まさかここまで悪いとは思ってもみませんでした。

そんな自動車の登録台数ではありますが、中古外国車の販売に異変が起きているそうです。それは
外国中古車の販売が好調とのことです。今朝の目ざましテレビだったと記憶していますが、昨年末
より相場が下がり、値打のある価格となったようです。又、外車を手放す人も増え全体的に価格が
下がったようです。前年比で30%ほど下がりBMWやベンツもお手頃価格となったそうです。3年から
5年落ちの外車で100万円違えばとても買いやすい価格となります。不況になっても好況となる産業
があることこそ経済なのでしょうね。

もしあなたの憧れの外国車が購入できる金額であったら、貴方はどうしますか?
買いますか?それとも景気が回復するまで待ちますか?




Posted by walt at 22:42│Comments(0)
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