2009年02月28日

628) 組織

今日、先週退職した会社の同僚が送別会を企画してくれました。同僚といっても1999年まで一緒の
部署で働いていた仲間です。1月末の最終出勤日に同僚あてに退職する旨のメールを出しました。
過去退職された先輩達は係わりのあった方々に同じ挨拶文を出していましたが、当方は過去23年間
に働いた同じ職場であった人たちに当時のことを思い出しながらそれぞれにメールしました。重複
した人も何人かいますが、それぞれの思いがあったため、あえて分けてメールをした次第です。
結局当方は4か所を渡り歩いたことになります。今回は3度目の職場にいた幹事が当時の人たちに
声をかけてくれました。1999年ですのですでに10年の歳月がたっています。流石に10年ぶりに会う
人はいませんでしたが懐かしい面々でした。退職されたOBの方も参加してくれました。ほんと幹事を
してくれた発起人には感謝感謝です。挨拶のメールをした日に多くの人から返信メールを頂きました。
当時のことがよみがえったからではないかとその時思い、このような挨拶文を送ったことに自分と
しては満足したものでした。

15名ほど集まってくれましたが、それぞれみな違う部署で働いています。そのため、久しぶりに会う
人も多かったのではないかと思います。最初は昔話に花が咲きましたが、途中からは現在の仕事の
話についていたるところで話されていました。それはそれで良しとするのですが、すでに辞めた当方
としてはどうでもよい話であり、取り留めて聞いても何にもならない話題です。当方が現役であれば
一緒にそれらの会社の話に盛り上がったと思います。でも、今の自分にはどうでもよいことです。
その時ふと思ったことは「ああ、自分は組織の人間ではなくなったんだな」ということでした。
元同僚と4人で飲んだ時も話が合いませんでした。その時も自分は部外者だと思ったのですが、今回
もそのたぐいでした。でも、それはそれで良かったと思います。久しぶりに会う同僚と近況の話が
出来、また、いわゆる愚痴をこぼすことができたのですから....。それを思うと普段の現組織の中で、
どのようにガス抜きをしているのだろろうかと思わずにはいられませんでした。

そんなことがありましたが、所詮みんな組織の一員であり、それをあえて組織から外れた当方には無
縁のことなのです。それが良いかどうかは別としても、結局みんな組織の一員であるわけです。であれ
ばその組織にいる以上自分のなすべきことがあるはずであり、しっかりと認識しなければなりません。
しかし、それを理解できないという悲しい状態にみんないるのではないでしょうか?自分が組織から外
れたから、思うことかもしれませんが、組織というカンバンのありがたさ、そして、組織から離れられない
現状をつぶさに感じた次第です。

これで以前の会社の人たちとの付き合いは多分無くなるとは思いますが、当方は当方なりのこれから
の付き合いがあるのであって、過去は過去の付き合いも大事ですが、これからの付き合いを大事にし
たいと思っています。さて、看板の無くなった当方はどうなるのでしょうか?なんて、思うことなくやれる
ことを進めていきたいと思います。



Posted by walt at 01:02│Comments(0)
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