Walterのモノローグ　-50にして天命を知った後-

50) EasyJet (イギリスの航空会社）

昨日(24日の夜）は0:20（25日）にホテルに着き、1:00には寝て6:00起きメールのチェクをトライしましたが無線LANの接続がスムースにいかず、又、インターネットにもうまくアクセスできず仕事に向かいました。
イギリスにEasyjetという航空会社があります。たぶん日本の旅行代理店では扱っていないと思います。お客さんと一緒にミラノ（イタリア）に行くことになったのですが、お客さんからEasyJetが便利であるため、その飛行機を予約したということで、当方もインターネットで予約しました。ロンドンGatwick空港からミラノ行きの直行便が出ており約2時間で着きます。この航空会社は名前の通り「簡単ジェット」で、インターネットの予約で、手荷物のみの場合、予約時にインタネット経由での発券と登場手続きができます。そしてなんと価格が片道日本円で約10,000です。１ポンドが200円であれば8,000円で行くことができます。勿論食事は無く、座席の指定もありません。搭乗した順に好きな席に座っていくという単純なものです。そのような合理化で価格を抑えています。現在飛行機に乗るとき運賃に
燃料費をチャージされるのが一般化していますが、以前のように燃料費が無ければもっと安く乗ることができる飛行機です。乗る前にちょっと心配しましたが２00人乗りほどの飛行機で2時間のフライトであれば充分でした。フライトアテンダントの女性が3名乗っていましたが、一番若い女性はTシャツのユニフォームでありちょっと驚きました。
富士山静岡空港が平成21年に開港します。JALより先にANAが定期便の就航を発表し、又、鈴与が小型機のビジネスジェットの就航を発表しました。鈴与さんもこのEasyJetのシステムを取り入れ、簡単にチェックインできて、安い飛行機を現在就航予定の札幌、福岡、金沢に加えソウル、釜山、大連、上海、杭州などの国際便にも広げれば充分ペイできるのではないかと思われます。特に今後、釜山が国際物流の拠点になる可能性が高いようですので、清水の港湾・倉庫・運輸業としては抑えておきたい路線になるのではないかと思われます。地方空港の生き残る道はいかに特徴を出すかです。みんなと同じことをしていたら意味がありません。鈴与さんには日本版EasyJetを期待します。

EasyJet：http://www.easyjet.com/en/book/index.asp