2009年02月16日

617) 菊川市上倉沢の棚田

清水もつカレー総研が今後様々なイベントでもつカレーを紹介、販売することになっています。
イベントでの飲食の販売は飲食店営業(露天)の営業許可申請をしなければなりません。すでに
会員の一人が許可証を得ていますが、何らかのアクシデントで参加できないとき、イベントが
できなくなることを避けるため、当方も申請することとしました。申請許可は静岡市食品衛生
協会(静岡市保健所清水支所内)が行っており、話を聞いてきました。月に3回申請日があり、
申請書類、屋台で使用する機材(コンロ、ポリタンク、バケツ、温度計付きクーラーボックス、
消毒石鹸など)を持参と検便を添えて申し込むようです。申し込み後、1日講習会を受けて許可
が降りるとのことです。静岡市での許可ですが静岡県下でも使用が可能で又、5年間使用できる
とのことです。今月は2/18が申請日であり、その日に申請をする予定です。許可証を得たからと
いて露天商になるわけではありません。ただ、もつカレーを県内をはじめいろいろと紹介できれ
ばと思っています。

一昨年静岡県の「まちづくりリーダー養成講座」を受講し、事務局(静岡県建設部都市局都市
計画室)から「牧之原茶園・空港周辺地域景観協議会」がワークショップをするとの案内があり
参加を申し込みました。そのワークショップが本日島田のお茶の郷博物館で行われました。
景観視察とグループでの意見交換があり、島田グループ、牧ノ原グループ、菊川グループに分かれ
ました。当方は菊川グループとなり、六本松、沢水加(さばか)の畑無池、倉沢の棚田を視察し
ました。沢水加(さばか)というと有名な西欧料理のサヴァカがある場所です。当方3年前に菊川
の知人に紹介され行ったことがありますが、いつも予約で一杯で(予約しか受けないかも知れま
せん)、こんな場所に?と思うような立地ですが超人気店です。現在でも人気のあるレストラン
とのことでした。

当グループは11名でほとんどが菊川市のまちづくり推進協議会員、自治会会長、市役所の職員で
いわゆる外部者は当方のみでした。3か所を視察しましたが、当方の価値観では特にこれといった
景観ではないように思いましたが、倉沢の棚田には考えさせられました。静岡県には5か所の棚田
と呼ばれる田んぼがあるようです。当方松崎の棚田は知っていたのですが、この倉沢は知りません
でした。視察前に約2,700の棚田があるとの説明を聞き、どんな景観なのか楽しみでしたが、最初
「え、ここ?」と思ってしまいました。冬ということもあり、田んぼというイメージがなかった
のですが、それにしても想像(急斜面にある沢山の田んぼ)とは異なっていました。視察後の意見
交換で上倉沢棚田保全推進委員から現状使用されている棚田は約250ほどと聞きました。昭和44年
頃の写真を見せてもらったのですが、それは素晴らしい棚田でした。静岡新聞には「メロンの皮の
ような模様」と掲載されていました。その後減反政策や高齢化・後継者不足もあり棚田の実質利用
が減ったようです。現在、まちづくりの一環で一般参加による棚田の維持がされているようです。

当方いわゆる外部者からすると昔のような棚田の再現を期待するのですが、当時者サイドからは
「棚田に興味を示してくれるのならば手伝って欲しい」という意見でした。どういう仕組みを作れ
ば良いのか考えてみたくなりました。3/14,3/15と倉沢の公会堂で棚田のイベントがあるようです。
自由参加とのことですので、行って現状把握をしたいと思います。静岡県のホームページでも、この
棚田の紹介をしていました。興味のある方はぜひ参照ください。そして、参加していただきたいと
思います。

http://www.pref.shizuoka.jp/kensetsu/ke-610/tanada/area/kurasawa.html

617) 菊川市上倉沢の棚田





Posted by walt at 22:41│Comments(0)
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