2009年02月12日
613) 東京ばな奈
昨日、朝日テレビカルチャーのワイン講座がありました。春の講座には参加したのですが10月
から始まった月1回全6回の講座は他の用事と重なってしまい、参加できなかったのですが
2月と3月は水曜日も予定がなくなり、急遽参加可否を問い合わせたところ、2回でもOKとの
返事をもらい参加出来た次第です。久しぶりに5種類のワインを試飲しましたが、どちらかという
と当方の口には合わず、思わず買いたいと思ったものはありませんでした。以前の講座では、
買いたいと思ったものがあり、それはフランスのレイニャックのワインでした。そのワインは10月
にビストロCで開催したワイン会で飲んでしまいました。強いてあげるとチリのワインがコスト
パフオーマンスがあり、味もそこそこでした。本日何を思ったか、WEBで検索したところ、2006年
のレイニャックがヒットし、お店にあることが確認できたため買いに行きました。何かラベルが違う
ため、問い合わせると同じレイニャックでもランクの低い方であり、上のクラスは別の所にあり、
1本5,000円でした。それは購入できず、ランクが低いレイニャックとチリの赤、白各1本すつ購入
して帰りました。
本日の日経ビジネスオンラインに興味を引く記事がありましたので紹介させていただきます。
フリージャーナリストの三田村蕗子が「出張スィーツ」と題したコラムがありました。「緊張感漲る
ビジネスの現場に、ふと句読点を打つ『おやつ』。気分転換、モチベーションアップ、チームマネジ
メントのきっかけ…そんな効果も期待しつつ、仕事の現場で味わうひとときの幸せを多面的に
考察する『ビジネス人のお八つ学』。その重要なテーマとして『出張』につきものの、職場への
お土産」をコラムとして投稿しているものでした。
静岡ですと出張はまず新幹線になります。新幹線から降りたとき「うなぎパイ」や「こっこ」を持っ
ている人がいると「静岡から来たんだ」とわかります。お土産用に多くの人がうなぎパイを持って
いくのではないでしょうか?以前は「夜のお供」と書かれていましたが、今でも残っているので
しょうか?仙台ですと「萩の月」が有名ですよね。「こっこ」は萩の月に似ているお菓子です。
静岡駅でビジネスパーソンが「東京ばな奈」を持っていると、東京の出張帰りであることが分かり
ます。東京駅構内には、ここまであるのかというほどの東京ばな奈の店舗がありますので、否応
なしに購入し、またその人気の高さが分かりんす。その東京ばな奈ですが、三田村氏は以下の
指摘をしていました。
ネーミングがうまい
賞味期限が1週間の生菓子
考え抜かれたサイズ戦略
どの向きに入れても中身が崩れにくい商品設計(梱包設計)
価格設定がお見事
販売方法もユニーク
1992年に登場した東京ばな奈は、それまでは「東京」と着いた名前のものはなかったようです。
又、「女の子」をイメージさせる「ばな奈」という名称も斬新だったようです。乾き菓子全盛の時代
に「生」は差別化の武器として機能したようです。ビジネスマンが手に持つ(A4の書類が入る)
アタッシュケースやブリーフケースにすっきりと収まるパッケージであり、運びやすく、土産菓子
としての体裁が保てるサイズはビジネスマンのツボを突いたとのこと。どの向きにしても中身が
バラけることはないようです。そしておつりが簡単になるような価格戦略を採ったそうです。当時
の消費税が3%で税込999円で、千円札を出してすぐお釣りを1円わたせるようにしたそうです。
急いでお土産を買う人には買い安かったようです。ちなみに、現在売れ筋の価格は税込みで
1000円(8個入り)だそうです。又、販売員は「東京土産に『東京ばな奈』はいかがですか。
バナナカスタードいっぱいのスポンジケーキです」と声に出し、行きかう客にアピールする方法も
東京ばな奈が最初だったようです。
そんな、いわれ、販売の歴史があったとは思ってもみませんでした。現在は当方のお気に入りは
東京ばな奈のバームクーヘンです。そういえば冷蔵庫の隅に東京ばな奈があった気がします。
多分賞味期限を2,3日過ぎていると思いますが後で食べることにします。
貴方の東京土産は何ですか?
から始まった月1回全6回の講座は他の用事と重なってしまい、参加できなかったのですが
2月と3月は水曜日も予定がなくなり、急遽参加可否を問い合わせたところ、2回でもOKとの
返事をもらい参加出来た次第です。久しぶりに5種類のワインを試飲しましたが、どちらかという
と当方の口には合わず、思わず買いたいと思ったものはありませんでした。以前の講座では、
買いたいと思ったものがあり、それはフランスのレイニャックのワインでした。そのワインは10月
にビストロCで開催したワイン会で飲んでしまいました。強いてあげるとチリのワインがコスト
パフオーマンスがあり、味もそこそこでした。本日何を思ったか、WEBで検索したところ、2006年
のレイニャックがヒットし、お店にあることが確認できたため買いに行きました。何かラベルが違う
ため、問い合わせると同じレイニャックでもランクの低い方であり、上のクラスは別の所にあり、
1本5,000円でした。それは購入できず、ランクが低いレイニャックとチリの赤、白各1本すつ購入
して帰りました。
本日の日経ビジネスオンラインに興味を引く記事がありましたので紹介させていただきます。
フリージャーナリストの三田村蕗子が「出張スィーツ」と題したコラムがありました。「緊張感漲る
ビジネスの現場に、ふと句読点を打つ『おやつ』。気分転換、モチベーションアップ、チームマネジ
メントのきっかけ…そんな効果も期待しつつ、仕事の現場で味わうひとときの幸せを多面的に
考察する『ビジネス人のお八つ学』。その重要なテーマとして『出張』につきものの、職場への
お土産」をコラムとして投稿しているものでした。
静岡ですと出張はまず新幹線になります。新幹線から降りたとき「うなぎパイ」や「こっこ」を持っ
ている人がいると「静岡から来たんだ」とわかります。お土産用に多くの人がうなぎパイを持って
いくのではないでしょうか?以前は「夜のお供」と書かれていましたが、今でも残っているので
しょうか?仙台ですと「萩の月」が有名ですよね。「こっこ」は萩の月に似ているお菓子です。
静岡駅でビジネスパーソンが「東京ばな奈」を持っていると、東京の出張帰りであることが分かり
ます。東京駅構内には、ここまであるのかというほどの東京ばな奈の店舗がありますので、否応
なしに購入し、またその人気の高さが分かりんす。その東京ばな奈ですが、三田村氏は以下の
指摘をしていました。
ネーミングがうまい
賞味期限が1週間の生菓子
考え抜かれたサイズ戦略
どの向きに入れても中身が崩れにくい商品設計(梱包設計)
価格設定がお見事
販売方法もユニーク
1992年に登場した東京ばな奈は、それまでは「東京」と着いた名前のものはなかったようです。
又、「女の子」をイメージさせる「ばな奈」という名称も斬新だったようです。乾き菓子全盛の時代
に「生」は差別化の武器として機能したようです。ビジネスマンが手に持つ(A4の書類が入る)
アタッシュケースやブリーフケースにすっきりと収まるパッケージであり、運びやすく、土産菓子
としての体裁が保てるサイズはビジネスマンのツボを突いたとのこと。どの向きにしても中身が
バラけることはないようです。そしておつりが簡単になるような価格戦略を採ったそうです。当時
の消費税が3%で税込999円で、千円札を出してすぐお釣りを1円わたせるようにしたそうです。
急いでお土産を買う人には買い安かったようです。ちなみに、現在売れ筋の価格は税込みで
1000円(8個入り)だそうです。又、販売員は「東京土産に『東京ばな奈』はいかがですか。
バナナカスタードいっぱいのスポンジケーキです」と声に出し、行きかう客にアピールする方法も
東京ばな奈が最初だったようです。
そんな、いわれ、販売の歴史があったとは思ってもみませんでした。現在は当方のお気に入りは
東京ばな奈のバームクーヘンです。そういえば冷蔵庫の隅に東京ばな奈があった気がします。
多分賞味期限を2,3日過ぎていると思いますが後で食べることにします。
貴方の東京土産は何ですか?
Posted by walt at 20:22│Comments(0)