2009年01月16日

586) キットメール

昨日は以前お世話になった、海外のお客様に退職のメールをしました。今朝パソコンを開くと
5件の返事がありました。そして、電話も頂きとてもうれしく思いました。勿論返事をいただけ
なかった方も多くいますが、お会いした回数も少ないのにコミュニケーションが取れたことに
喜びも感じます。今後も何らかのつながりが継続できればと思います。昔の話になりますが、
転校していく友人と「必ず手紙を書くから」と約束したことが実行されたことはありませんで
した。去るものは追わず、これからの出会いを大事にしたのでしょうか?デモ、ビジネスの
世界では、何がきっかけで繋がるか分かりませんので、大事にして、こまめに連絡は取りたい
ものと思います。たとえクリスマスカードだけであったとしてもです。「keep in touch」
(連絡を保とうね)も慣用句かも知れませんが、当方からは忘れないようにしたいと思います。

昨年、受験シーズンにキットカットを贈る仕掛けを作った関橋英作氏のコラムのことを書きま
したが、先週の金曜日に今年最初のコラムが日経ビジネスオンラインに掲載されました。内容
は日本郵便とネッスルがタイアップして作った「キットメール(キットカットの入ったチョコ
が切手を貼ればそのままポストに投函できるもの)」のことでした。勿論関橋氏が絡んでいる
ことです。このような商品はコラムを見なければ知らずに終わってしまいました。日本郵便の
ホームページを見てもニュースリリースには掲載されていません。日本郵便はグループのホール
ディング会社であって、リンク先として日本郵政、郵便局、ゆうちょ銀行、かんぽ生命があり、
郵便局のトップページに「キットメール」が掲載されていました。当方知人の子息で受験生が
3名いるため、これは送るのに良いと思い妻に購入を依頼しました。

通勤途中の郵便局に妻が寄ったのですが、在庫が1個しかなく3個買えなかったようです。しかし
局員さんが○○局に残っていたと思うので確認しますと言ってくれ、取り寄せてもらうことが
できました。数多く用意してなかったのではなく、売れているとのことでした。妻は受験生の
いる同僚り見せたところ「何それ、知らなかった」との返事だったようです。1箱450円の販売
価格ですので決して安くはありませんが、送料として140円の切手が同封されていました。又、
郵便局のやることですからしっかり50円はがきが2枚入っていました。キットカットだけであれば
210円ということになります。スーパーにおいてあるかどうかは確認してない為、分かりませんが
ちょっとした工夫で450円の価値になったわけです。コラムの中では関橋氏は「機能価値」から
「情緒価値」へアップグレードと言っていましたが、まさにその通りだと思った次第です。
消費の低迷の真っ只中にあって、これからがマーケッターの腕の見せ所といったところではない
でしょうか?自動車販売が不振の中、日本では、アウディが快進撃をしていると新聞に載って
いました。不景気であっても消費はゼロにはならないのですから、売れる仕組みを作ったものが
勝ちということになるのでしょう。

もし来年、大宮アルディージャが5たび残留争いとなり、残留が決定したのであれば、キットカ
ットと組み合わせた商品を関橋氏に提案したいと思います。又、大宮アルディージャのスポン
サーはNTTですので「キットカット電報」との組み合わせも3社でやれば面白いかも知れません。
関橋さん、このアイディア如何でしょう?
知人に受験生のいる皆さん、近くの郵便局に「キットメール」があるようであれば購入して送っ
てみませんか?

郵便局: http://www.jp-network.japanpost.jp/index.html

586) キットメール



Posted by walt at 22:09│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
586) キットメール
    コメント(0)