2009年01月15日

585) 民報テレビ局が倒産するかも?

人事担当者と有給休暇の消化を踏まえて1/21(水)が最終出勤日となりました。1/20は福田
の別珍向上見学に行くため、会社を休みますので、残すところあと3日の出勤となりました。
何か、もう会社に来なくなるのかと言うことが実感できないのが不思議です。上長に報告した
ところ、課員から「送別会をしたいのだけれど都合の良い日はありますか?」と問い合わせが
ありました。我々の会社は車通勤者が多く、飲み会はあらかじめ決めておかないと出席者が
集まりません。当方は電車通勤であり、又、東京で通勤していたときも、会社から駅に向かう
途中で急に寄り道することがたびたびあり、家に帰って何食わぬ顔で、飲んできたことを隠して
食事をすることが多くありました。しかし、今では当日に寄り道することは全くなくなっています。
これから毎週金曜日に静岡県立大学のビジネす講座が開催されるため金曜日は無理である
ことを伝え、一旦は断りました。しかし、「やろうよ」と言うことで最終出勤日に有志だけでやる
ことに決まりました。

ところで、いろいろなマスコミ報道や有識者のコメントを聞いていると、今回直面している不況
が100年に1度のものと言われています。過去、同じような経験はありませんので100年に
1度と表現していることでしょう。今まで広告宣伝費をたくさん使用していた自動車産業や
家電メーカーが経費を削減するために、まずは宣伝広告費から削減するだろうと言われてい
ます。そしてテレビ広告の比重を下げ、Web広告を増やしたり、携帯マーケティングと呼ばれ
る携帯サイトを充実させる動きも活発になっています。携帯サイトのメディア化と謳っており
日本マクドナルドが1,000万人の会員を集めたことが成功例とされています。割引情報や
新製品情報などのメールを配信できるため、直接的な店舗誘因効果が期待でき、継続的に
ユーザーとコミュニケーションを図れるため、CRM(顧客と長期的な関係を築く手法)的にも大き
な意味を持つと言われてます。

一方のテレビコマーシャルですが、企業がCMを削減することによりテレビ局の収益が悪化し、
番組のクオリティが下がったり、再放送を多くしてコストを下げるような状況になる可能性が
高いと懸念されています。そして最悪のケースでは民放の倒産も考えられると警告する有識
人もいます。番組のコストがかかりすぎることも問題となるのではないでしょうか?
昨年、韓国の俳優さんたちが自分達の出演ギャラを下げる宣言しました。すでにお隣の韓国では
番組制作費の削減を皆で負担しようとしています。さて、日本の芸能界では今後どのような
動きになるのでしょうか?ちょっと名前の知られた芸能人を1時間の講演を依頼するだけで
100万円程かかることを聞いたことがあります。するとテレビ番組では拘束時間が長くなります
ので、いったい幾ら払っているのでしょうか?テレビ局からするとギャラの交渉はタブーなの
でしょうか?非業界人の私としてはテレビ局のコスト削減をどのように実行するのか全く推測が
できません。

昨年末にNHKの番組の生放送の中継がありましが5分ほどの中継で6名ほどのスタッフが3時間前
からスタンバイしていたという話を聞きました。民放のとある人にその話をしたところ「それが民放と
NHKの番組の作成の違い」と言われました。「NHKは好況、不況でも営業収入はあまり変化が
ない為、予算どおりに使用できるが民放はそうはできない。だから地方の民放はお金がかかる
生放送、中継は極力やらない」と。なるほどと思った次第です。当方テレビっ子ではありませんので
テレビがなければ生きていかれないといったことはありませんので、テレビ局が倒産しても困りま
せんが、各社民放どのような方針を来期打ち立ててくるのでしょうか?制作費がないと言って女子
アナ番組を多くするのはいただけません。女子アナのタレント化は決して良いものではないのに、
現状は何かおかしいように思います。

やはり、政治・経済・行政とも今回の来るべき100年に1度の不況を利用して、皆でリセットボタンを
押してみては如何でしょうか?自分も含め、皆でリセットしませんか?



Posted by walt at 20:54│Comments(0)
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