2008年12月07日

546) ミカン切りの手伝い

先週の日曜日朝8:00頃携帯電話が鳴りました。マナーモード設定していますので正確
には振動しました。知らない番号からの電話です。「もしもし」と女性の声。そして「覚えて
いますか?高校の同窓会で会った同級生の○○です」。すぐピンときました。今年の1月に
同窓会があり、その時親戚のみかん霧の手伝いをしていることを伝えた相手です。もしか
したらと思ったら、やはりでした。

「ミカン切りが忙しくて、人手が足りないのですがなんとかなりませんか?」とのこと。
当方、12月の土日は妻の実家の正月飾りの作成手伝いと、親戚のミカン切りの手伝いを
すでに予定しているため、「当方は無理だけど、誰かほかの人を当たってみる」と気前の良
い返事をしてしまいました。実際は当てがなかったので、どうしようか困りましたが、昨年
定年で会社を辞めた先輩が農業らしいことをやっていることを思い出し、早速連絡を取った
ところ、「時間が空いたら手伝っても良いよ」と快い返事をいただきました。そして、その旨
同級生に伝え、どうにか面目を保つことができました。

実は本日12/7に親戚のミカン切りの手伝いを予定していたのですが、親戚に確認をしたとこ
ろ、まだ色がつかないとのことで本日は中止となりました。そのため、同級生に12/7に手伝
いができることを伝えると、二つ返事で「よろしくお願いします」とのことでした。ただ、同級生
のミカン畑に行くのではなく、同級生の友人のミカン畑を手伝ってほしいとのことでした。その
お宅に連絡を取り、本日朝8:30にJ-Stepの入口で待ち合わせました。初対面の人の手伝い
ですので、信じがたいかも知れませんが、先方も人手が欲しいという切実な問題があるようで、
気にすることもなく受け入れてくれました。

ミカン畑というと、斜面の畑を想像していたのですが、場所はJ-Stepの北側の農地改良を
した場所で、ほとんど平らなミカン畑であり、逆に驚いてしまいました。親戚のミカン畑は
斜面に段々畑のような作りで、毎回登山靴を履いて出かけました。そのため、今回も登山靴
を履いて出かけたのですが、全くその必要のないミカン畑でした。畑からは清水港と伊豆半
島が見える高台の場所で、ほぼ平らのため、効率の良いミカン切りができました。午前3時間
午後4時間ほどずっと切りましたので、1,000個以上は切ったのではないでしょうか?最後の
頃には右手の甲が痛くなるほどでした。たぶん明日になって、いたるところに筋肉痛がでる
のではないかと思います。

帰りにミカンをもらって帰りましたが、年内時間があったら、また手伝って欲しいと依頼され
ました。現在景気の低迷で派遣労働者の契約解除が問題となっています。そして、シルバー
人材センターの運営も厳しくなっていると聞きましたが、農家では収穫の人手が不足しています。
行政がこれら派遣労働者の救済予算を取ろうとしていますが、援農を目的とした補助金をだす
ようにすれば、一石二鳥で労働者は短期ではありますが仕事を得ることが出来、また、農家では
人手が確保できることになります。行政は単に補助金を出すのではなく、生きたお金を使うこと
に補助する考えができないものでしょうか?農業を取り巻く問題は多々ありますが、見方を変え
れば何か佐久が見つかり、実行に移すことができるのではないでしょうか?今日、ミカン切りの
手伝いをしながら、ふとそのようなことを考えました。



Posted by walt at 21:08│Comments(0)
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