2008年10月28日
506) 「すんぷ夢ひろば」事業譲渡・営業再開
昨日9/27、静岡市の久能にある「すんぷ夢ひろば」が株式会社リメイクに事業譲渡すると連結
親会社である株式会社ゼクスより発表されました。今朝の静岡新聞にも記事としては小さく
掲載されていました。
ご存知の方は多いと思いますが(もしかしたら知らない人のほうが多いかも知れませんが...)
「すんぷ夢ひろば」は2006年11月にオープンし、今年2008年の9月15日に閉館となりました。
よって2年間の営業も維持できなかったということになります。総事業費55億円を投じて作ら
れた「すんぷ夢ひろば」は東証1部上場企業である株式会社ゼクスの100%出資で株式会社チャー
ミング・リゾートすんぷが管理運営し、温浴施設を中心に、飲食・物販、徳川家康ミュージアム、
すんぷ演芸場等を併設したテーマパークでした。特に駿河湾の眺望が楽める温浴施設「天下泰平
の湯」は、施設内に源泉を持ち、大小23ものバラエティに富んだ内湯、露天風呂、サウナがあり、
リラクゼーションルームでくつろぐことができた施設でした。ネットで「すんぷ夢ひろば」を検索すると
ブログを中心に多くの人が、投稿していましたが、地元静岡・清水での知名度はなくハード(温泉
施設)は立派でくつろげてとても良いのだが、ソフト(スタッフのオペレーション、サービス)が行き
届いていなかったとの多くの批判がありました。又、テーマパークの入場は無料であるが、「天下
泰平の湯」の入場料は高いというのが一致した意見でした。
株式会社ゼクスの昨日のニュースリリースによると譲渡の理由として、経営基盤である不動産コン
サルティング事業とシニアハウジング&サービス事業への「選択と集中」を進めていく中で、
「すんぷ夢ひろば」運営事業はノンコア事業であり、開業以来、大幅な営業赤字を計上してきた
と言うことです。2006年5月期の経常損失が1,400万円、2007年度が売上高6億2,800万円に
対して経常損失7億8,200万円、2008年度は売上高6億3,200万円で13億1,700万円だったそう
です。最も集客の期待できる夏休みである8月も営業利益で3,700万円の赤字だったとのことで、
黒字化の目処が立たなかったようです。事業譲渡を受けたリメイク社ですが、土地・建物の購入は
せず、賃貸契約での事業取得のようです。
さて、今後の運営ですが、リメイク社はどのようなプラン、構想をもっているのでしょうか?又、その
戦略は?不動産の取得はない為、多分投資金額としては小さいと思いますが、8月の単月での
営業赤字を考えると、並大抵のことでは黒字化が難しいはずです。まずはメインの「天下泰平の
湯」の集客を如何にするかが先決でしょう。そして、基本であるスタッフの教育とオペレーション
をスムースにするための仕組みづくりはしなければならないですね。これから12月から来年3月に
かけて、久能、駒越地区はイチゴ娘(イチゴおばさんもありますね)で賑わいます。国道150線が
最も混雑する時期となります。この時期に多くのお客様を呼ぶことも急務ですね。
11/14にリニューアルオープンするそうですが、貴方は新生「すんぷ夢ひろば」行ってみますか?
それとも.....
親会社である株式会社ゼクスより発表されました。今朝の静岡新聞にも記事としては小さく
掲載されていました。
ご存知の方は多いと思いますが(もしかしたら知らない人のほうが多いかも知れませんが...)
「すんぷ夢ひろば」は2006年11月にオープンし、今年2008年の9月15日に閉館となりました。
よって2年間の営業も維持できなかったということになります。総事業費55億円を投じて作ら
れた「すんぷ夢ひろば」は東証1部上場企業である株式会社ゼクスの100%出資で株式会社チャー
ミング・リゾートすんぷが管理運営し、温浴施設を中心に、飲食・物販、徳川家康ミュージアム、
すんぷ演芸場等を併設したテーマパークでした。特に駿河湾の眺望が楽める温浴施設「天下泰平
の湯」は、施設内に源泉を持ち、大小23ものバラエティに富んだ内湯、露天風呂、サウナがあり、
リラクゼーションルームでくつろぐことができた施設でした。ネットで「すんぷ夢ひろば」を検索すると
ブログを中心に多くの人が、投稿していましたが、地元静岡・清水での知名度はなくハード(温泉
施設)は立派でくつろげてとても良いのだが、ソフト(スタッフのオペレーション、サービス)が行き
届いていなかったとの多くの批判がありました。又、テーマパークの入場は無料であるが、「天下
泰平の湯」の入場料は高いというのが一致した意見でした。
株式会社ゼクスの昨日のニュースリリースによると譲渡の理由として、経営基盤である不動産コン
サルティング事業とシニアハウジング&サービス事業への「選択と集中」を進めていく中で、
「すんぷ夢ひろば」運営事業はノンコア事業であり、開業以来、大幅な営業赤字を計上してきた
と言うことです。2006年5月期の経常損失が1,400万円、2007年度が売上高6億2,800万円に
対して経常損失7億8,200万円、2008年度は売上高6億3,200万円で13億1,700万円だったそう
です。最も集客の期待できる夏休みである8月も営業利益で3,700万円の赤字だったとのことで、
黒字化の目処が立たなかったようです。事業譲渡を受けたリメイク社ですが、土地・建物の購入は
せず、賃貸契約での事業取得のようです。
さて、今後の運営ですが、リメイク社はどのようなプラン、構想をもっているのでしょうか?又、その
戦略は?不動産の取得はない為、多分投資金額としては小さいと思いますが、8月の単月での
営業赤字を考えると、並大抵のことでは黒字化が難しいはずです。まずはメインの「天下泰平の
湯」の集客を如何にするかが先決でしょう。そして、基本であるスタッフの教育とオペレーション
をスムースにするための仕組みづくりはしなければならないですね。これから12月から来年3月に
かけて、久能、駒越地区はイチゴ娘(イチゴおばさんもありますね)で賑わいます。国道150線が
最も混雑する時期となります。この時期に多くのお客様を呼ぶことも急務ですね。
11/14にリニューアルオープンするそうですが、貴方は新生「すんぷ夢ひろば」行ってみますか?
それとも.....
Posted by walt at 21:02│Comments(0)