2008年10月27日
505)文章は読みたくないのがあたりまえ
日経BPオンラインに「ユーザーはそもそも文章なんて読みたくないと思っている」と題したコラムが
掲載され、まさにそれは当方のブログに当てはまると痛感しました。と言っても、ブログを始める時
の予備知識として、嫌われるブログのワースト3に「テキストだらけのブログ」が入っており、それを
承知で500日以上続けてきました。このところ「スタイルを変えようかな」と思った矢先のことでした
ので興味深く読みました。
作者はコミュニケーション戦略のコンサルティング会社、エヌプラスの中村祐介氏です。「そもそも
Webサイト上でユーザーは文章なんて読みたくないと思っている」のであって、そのくらいの心づもり
で文章を書かないと、誰も気に留めてくれないということのようです。
そこで、まずは文章を書いていく上で、ユーザーに幻滅されないための最低限のルール(3大ルール)
を伝えています。
ルール1:文章は「結・起・承」で構成すると、執筆時間を短縮できる
「結・起・承」という新聞記事のスタイルを使用し、四コマ漫画や、小説などは「起・承・
転・結」という手法は使用しない。
ルール2:見出し(コピー)は、二つのポイントを抑えて作る
「何かをきちんと伝えている長い見出し(コピー)」の二つのポイント(1)(タイトル、
又は)見出しで結論を述べている。(2) 見出しで、ユーザーが「おやっ?」と思う情報が
ある。
ルール3:Webサイト上における文章は「文短(ぶんたん)・読多(とうた)・漢少(かんしょう)」が
基本。文短(ぶんたん):文章は全体の中で1文でも短くし、1文そのものも短くする。読多
(とうた):印刷媒体よりも、読点は多めに配置する。漢少(かんしょう):印刷媒体よりも、
漢字は少なめにする。
このほか、気をつけたい三つのポイントとして、
(1) 主語・述語はできるだけ近くに配置する。文章を短くすれば、おのずとこの目的は達成される。
(2)修飾語は少なくする。「すてきな」「きれいな」「おいしい」などは排除する。どう「すてき」で、
どう「きれい」で、どう「おいしい」のかを具体的に書くことが大切。
(3) 文章全体の用語統一・バランス・見た目に注意する。同じ文章の中では、漢字のものは常に漢字
にすること。そして、実際に読んでみたとき、漢字とひらがながバランスよくあることに注意する。
と言うことで、今回は中村氏のアドバイスを当方ながら考えて文章を作ってみました。文章を作ったと
いうよりは、中村氏の文章をまとめたに過ぎません。ルール1は参考になりますので、これからは意識
的に「結・起・承」の構成にしようと思います。ルール2、ルール3も参考にしたいと思います。果たして、
読み易い文章になるのか楽しみです。ブロガーのオフ会に出たときなど、「当方のブログはテキストだ
らけで、最も読みたくないブログを敢えて書いてます」と紹介してきました。そのパターンはやはり譲れ
ませんので、文章の構成を工夫したいと考えます。
先日「walterさんのブログは写真がなく、テキストばかり」と言われましたが、それが「walterのモノ
ローグ」と割り切って続けたいと思います。やっぱり、ブログも、文章も進化しなければなりませんよね。
掲載され、まさにそれは当方のブログに当てはまると痛感しました。と言っても、ブログを始める時
の予備知識として、嫌われるブログのワースト3に「テキストだらけのブログ」が入っており、それを
承知で500日以上続けてきました。このところ「スタイルを変えようかな」と思った矢先のことでした
ので興味深く読みました。
作者はコミュニケーション戦略のコンサルティング会社、エヌプラスの中村祐介氏です。「そもそも
Webサイト上でユーザーは文章なんて読みたくないと思っている」のであって、そのくらいの心づもり
で文章を書かないと、誰も気に留めてくれないということのようです。
そこで、まずは文章を書いていく上で、ユーザーに幻滅されないための最低限のルール(3大ルール)
を伝えています。
ルール1:文章は「結・起・承」で構成すると、執筆時間を短縮できる
「結・起・承」という新聞記事のスタイルを使用し、四コマ漫画や、小説などは「起・承・
転・結」という手法は使用しない。
ルール2:見出し(コピー)は、二つのポイントを抑えて作る
「何かをきちんと伝えている長い見出し(コピー)」の二つのポイント(1)(タイトル、
又は)見出しで結論を述べている。(2) 見出しで、ユーザーが「おやっ?」と思う情報が
ある。
ルール3:Webサイト上における文章は「文短(ぶんたん)・読多(とうた)・漢少(かんしょう)」が
基本。文短(ぶんたん):文章は全体の中で1文でも短くし、1文そのものも短くする。読多
(とうた):印刷媒体よりも、読点は多めに配置する。漢少(かんしょう):印刷媒体よりも、
漢字は少なめにする。
このほか、気をつけたい三つのポイントとして、
(1) 主語・述語はできるだけ近くに配置する。文章を短くすれば、おのずとこの目的は達成される。
(2)修飾語は少なくする。「すてきな」「きれいな」「おいしい」などは排除する。どう「すてき」で、
どう「きれい」で、どう「おいしい」のかを具体的に書くことが大切。
(3) 文章全体の用語統一・バランス・見た目に注意する。同じ文章の中では、漢字のものは常に漢字
にすること。そして、実際に読んでみたとき、漢字とひらがながバランスよくあることに注意する。
と言うことで、今回は中村氏のアドバイスを当方ながら考えて文章を作ってみました。文章を作ったと
いうよりは、中村氏の文章をまとめたに過ぎません。ルール1は参考になりますので、これからは意識
的に「結・起・承」の構成にしようと思います。ルール2、ルール3も参考にしたいと思います。果たして、
読み易い文章になるのか楽しみです。ブロガーのオフ会に出たときなど、「当方のブログはテキストだ
らけで、最も読みたくないブログを敢えて書いてます」と紹介してきました。そのパターンはやはり譲れ
ませんので、文章の構成を工夫したいと考えます。
先日「walterさんのブログは写真がなく、テキストばかり」と言われましたが、それが「walterのモノ
ローグ」と割り切って続けたいと思います。やっぱり、ブログも、文章も進化しなければなりませんよね。
Posted by walt at 21:21│Comments(4)
この記事へのコメント
こんばんは。
でも、私、結構好きですよ。
ぜひ、このまま、このスタイルで続けてください。
時にはオトナのブログ、あってもいいと思います。
(私には、ここまで書く勇気ないですが・・)
時々は(!)ちゃんと読みますので・・・!
でも、私、結構好きですよ。
ぜひ、このまま、このスタイルで続けてください。
時にはオトナのブログ、あってもいいと思います。
(私には、ここまで書く勇気ないですが・・)
時々は(!)ちゃんと読みますので・・・!
Posted by ひささ at 2008年10月27日 23:06
ひさささん
ありがとうございます。
そう言っていただき嬉しく思います。
試行錯誤しながら、がんばってみます。
でも、結構疲れるのですよ....。
ありがとうございます。
そう言っていただき嬉しく思います。
試行錯誤しながら、がんばってみます。
でも、結構疲れるのですよ....。
Posted by walt at 2008年10月28日 20:28
walt様
ご購読ありがとうございます。読みながら、このように考えていただけるのは著者冥利につきます。
引き続き、よろしくお願いいたします。
ご購読ありがとうございます。読みながら、このように考えていただけるのは著者冥利につきます。
引き続き、よろしくお願いいたします。
Posted by 中村祐介 at 2008年11月11日 16:33
中村佑介様
まさか著者の方からコメントをいただくなんて思っても
おりませんでした。e-しずおかブログは地域ブログであり、
中村さんがこのブログにどのようにヒットしたか分かりませんが
とてもうれしく思います。ただ、引用させていただいたことを
考えると申し訳なく思うのですが.....
コメントどうもありがとうございました。今後もコラム読ませて
頂きます。
まさか著者の方からコメントをいただくなんて思っても
おりませんでした。e-しずおかブログは地域ブログであり、
中村さんがこのブログにどのようにヒットしたか分かりませんが
とてもうれしく思います。ただ、引用させていただいたことを
考えると申し訳なく思うのですが.....
コメントどうもありがとうございました。今後もコラム読ませて
頂きます。
Posted by walt at 2008年11月12日 00:03