2008年10月09日

487) フランスボルドー「レイニャック」ワイン

昨日投稿したと思っていた「486 紅葉ウォッチング」がアップされていません。何を間違えたか
わからず、昨日の夜のことを思い浮かべましたが、分かりません。これからは、しっかり確認しな
ければなりません。

静岡のワインショップ(現在では東京でのショップ展開が多いので当てはまりませんが)ヴィノス・
やまざきのワイン講座(朝日テレビカルチャー主催)の秋の講座が昨日始まりました。4月からの講座
に出席した当方ですが、継続受講をする予定でしたが、6回中2回の講座が別件と重なってしまう為、
今回の初回講座のみ受講させていただきました。というのは、フランスのボルドー地区の蔵元である
シャトー・レイニャックのイヴ・ヴァテロ氏が講座に参加するということで、参加を許されました。
実は、5月の講座でレイニャック赤1999年を試飲し、そのおいしさに驚きました。めったにワインを買わ
ない当方が、これはすごいと思い購入したワインだったのです。5月に購入したワインは飲むのがもっ
たいなく、ワインセラーのない当方は冷蔵庫の野菜室に保存したままになっています。
今回、レイニャック白2004、レイニャック赤2003、バルチュス2005の3種類を試飲しました。普段の
講座ですと5種類は試飲するのですが、今回は3種類のみで物足りなかったのですが、レイニャック
白赤とも5,000円/本でバルチュスは10,000円/本のため3種類の試飲であったことが後で分かりま
した。

レイニャック赤1999年を試飲してファンとなった当方は、今回のレイニャック赤2003を飲んで、以前
のような衝撃がありませんでした。まろやかさがなく、まだみるいといった感じでした。しばらくグラス
に入れて置き、グラスを回してデキャンタ(ワインを空気に触れさせる)したところ、先ほどとは異なった
まろやかな舌触りとなりました。これで、デキャンタして飲む方法があることを体験して知りました。
ヴァテロ氏に、以前の1999と2003を比較すると1999のほうが好きであることを伝えたところ、熟成
度が違うことを言われました。そして、購入した1999の保存状態を聞かれ、冷蔵庫に入れてあると
言ったら冷えすぎであるから、ワインに良くないと叱られてしまいました。早速飲んで、他のレイニャック
を又、購入しましょうね。とアドバイスされました。この際もったいなかったですが、飲むことにします。
巴川沿いの「ビストロC」さんに頼んで、このワインを持ち込みさせてもらい、何かおいしい料理を作って
もらおうとひらめきました。

実はこの「シャトー・レイニャック」は知る人ぞ知る、有名な蔵元のようです。世界一のソムリエが
10倍以上の価格のシュヴァル・ブランと間違えたり、テイスティング大会「グラン・ジュリー・ユーロピ
アン」では1級シャトーと同等の評価(バリューさではNo.1の評)を受けた蔵元とのことです。特徴は
毎年新しい樽を作り熟成させるようです。樽の価格も15万円ほどするようで、1樽から300本しか
ワインが取れませんので、1本に付き樽代だけで500円のコストになる計算となります。又、樽を寝
かす方法も、樽が回転できるようにして、樽熟成中の澱の攪拌でより旨みを引き出す方法をとっている
ようです。オクソラインシステムと呼ばれるこの方法、什器は特許にもなっているようです。又、ぶどうも
1本の気の枝から数房しか実を付けない様な栽培方法をとっており、濃縮されたぶどうが収穫できる
ようです。このようなこだわりを持ったぶどうの育成からワインの製造方法をとっているのですからまず
いはずがありません。当方には1本5,000円のワインは手が出ませんが、これからもしっかり覚えて
おきたいワインです。

漫画雑誌モーニングで2004年から連載されているワインを題材とした「神の雫」でこれから登場する
蔵元のようです。漫画に登場すれば益々有名になることでしょう。さて、中古市場でこの漫画、現在
までの全17巻購入しようと考えています。






Posted by walt at 21:36│Comments(0)
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