2008年09月26日

474) ムラタセイコちゃん

光陰矢の如し」、英語では「Time flies」と表現されるように、時の過ぎるのは本当に早いですね。
9月も下旬となり、来週はもう10月です。紅葉が来て、師走となり、クリスマスを迎え、2009年になっ
てしまいます。2000年問題、2007年問題がありましたが、もう遠い過去の話となってしまいました。
今年は充実していたかどうかふと考えてしまいます。

「ムラタセイコちゃん」って知っていますか?アイドルではありませんし、妻のお友達のムラタレイコ
ちゃんでもありません。多分、ムラタセイサク君の妹になるといえばわかる人もいることでしょう。今週
9/23に村田製作所は、自転車型ロボット「ムラタセイサク君R」に続き、一輪車型ロボット「ムラタセイコ
ちゃん」を新たに開発したことを発表しました。この「ムラタセイコちゃん?」は9月30日 (火) ~10月
4日 (土)まで千葉県幕張メッセで開催される「CEATEC Japan2008」の村田製作所ブースにて実演
されます。数年前にムラタセイサク君が発表されたときも、同じく CEATEC Japan2005でしたが、
村田製作所のブースは人だかりで、実演時間には通路がふさがれるほどの賑わいだったことを覚え
ています。ムラタセイサク君がバランスを取って、自転車で緩やかな坂を上っていきました。その姿が
かわいらしく転ばないかと心配したものでした。その後、村田製作所のCMにも使われたと思います。
あれから3年、今度は妹のムラタセイコちゃんの登場です。来週から始まるCEATEC Japan2008の
目玉になることは間違いないでしょう。

村田製作所のホームページのニュースリリースによると、ムラタセイコちゃんはムラタセイサク君の
妹ではなく、セイサク君の父方の年下のいとことの事でした。又、理科離れが社会問題となっている
現在、村田製作所では『CSR活動を意識した理科教育の推進』を重点テーマに掲げ、「ムラタセイサク
君R」を使って子どもたちに理科や科学の面白さを伝えていく「出前授業」を精力的に取組んできたよう
です。この取り組みは教育機関関係者、何より子供たちに大変好評で、「今度は一輪車に乗って欲し
い!」という声を多数もらい、その子ども達の夢を叶えるため今回新たに一輪車型ロボット「ムラタセイ
コちゃん」を開発しましたとのことです。ロボット市場は今後大きく成長する分野であることは間違い
なく、動作を制御するセンサや通信モジュールは欠かせない電子部品となります。このようなロボット
技術を通じて自社の部品の知名度が上がることは、大きなマーケティングツールとなります。

主な特徴・機能は一輪車でバランスをとって立てる・走れる(ジャイロセンサ2個使用)、一定距離を
キープ(障害物検知用超音波センサ (送信用+受信用で1対)超音波を発信し、障害物で反射した
超音波を受信するまでの時間を測定することで、障害物までの距離を測定)、ライブカメラによる画像
転送となります。又、BluetoothR通信モジュール(2.45GHz帯の電波)を利用して携帯情報端末
機器やパソコンとコマンドやデータの送受信を行います。尚、ムラタセイコちゃんは

□ 身長実寸  50cm
□ 体重実寸  5kg
□ 生年月日  9月23日
□ 年齢  幼稚園の年長さん
□ 星座  乙女座
□ 出身地  滋賀県
□ 好きなこと  公園で一輪車の練習
□ 夢  セイサク君と世界一周
□ チャームポイント  活発だけど照れ屋さん

だそうです。

CEATEC Japan2008の会場で見られなくても、多分、セイサク君とセイコちゃんの競演のCMが
近々見ることができるのではないかと思います。技術のスピードも光陰矢の如し、想像以上に速く
進んでいることに驚きます。手塚治虫氏は2005年の世の中を想定して鉄腕アトムを誕生させました。
2005年にはアトムのようなロボットまで開発できませんでしたが、着実に近づいています。何処まで、
夢に近づくのでしょうか?

474) ムラタセイコちゃん



Posted by walt at 23:07│Comments(0)
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