2008年07月26日
412) フジドリームエアラインズ
昨日鈴与が運営するリージョナル航空会社「フジドリームエアラインズ」通称「FDA」の事業計画
発表会がありました。来年夏就航予定で小松往復2便、熊本・鹿児島往復1便の4往復が富士山
静岡空港から発着します。航空機は76席の小型ジェットで2機を利用してのスタートのようです。
そして、1年に1機づつ増やし2013年には6機として、新潟、富山などへも航路を開くようです。
又、1号機の色は赤に決定したようです。ホームページ(www.fujidreamairlines.com)では
「2機目の色を募集しており、抽選でiPodがもらえるようです。
昨日の静岡県内ニュースでは大きな話題のようで、静岡新聞の本日の1面及び26面に記事が、
そして全面広告が15面に掲載されていました。多くの人が目に留めたかと思います。リージョナル
ジェットとのことですので、地域性のある航空会社となります。当初はビジネス客をメインのターゲット
にすると聞いていましたので、どのような路線にするのかと思っていましたが、まさか石川県の小松
空港に2便/日になるとは思ってもみませんでした。鈴木社長のインタビューでのコメントでは、
「金沢と熊本は静岡県との県間移動の人口をベースに決め、鹿児島はウナギ、お茶といった共通点が
多い鹿児島との交流を深めたいという静岡県の意向もあった」との事でしたが、果たしてそのような
理由だけで決めて良いものかと思いました。石川県は小松空港のほか能登空港があり、能登空港は
和倉温泉で成り立っているようなものであり、小松空港もビジネスというよりはどちらかというと
観光のような気がします。当面、これらの便で計画している搭乗率70%が確保できるか何とも言えま
せん。
運賃は新幹線の指定席より高く、グリーン車より安いことをイメージしているとのことですが、果た
してそのような考えで良いのでしょうか?なんとなく中途半端な気がします。ターゲットの顧客を
どのような形で集客し、搭乗させるか野しっかりとしたポリシーがなければ、方向性がぶれてしまう
ような気がします。以前、英国でのeasy jetに乗った時の感想を書きましたが、徹底したコスト削減
で搭乗率をアップさえ、合わせて効率よいオペレーションをしていました。ロンドンからイタリアミラノ
まで約2時間半のフライトで、片道1万円ほどでした。同じことを要求はしませんが、どのような航空
会社にするかいまいち見えてきません。もちろん期待する事は大ですので、来年の夏までの1年間
でもっとマーケティングをして搭乗率が70%と言わず90%確保できるような仕組みを作ってもらいたい
と思います。静岡県の企業100%の出資の会社ですから、是非とも成功してもらいたいと思います。
ま、もう一言、言わせてもらえば、機体が赤は何となく安っぽい気がします。そう思うのは私だけで
しょうか?
発表会がありました。来年夏就航予定で小松往復2便、熊本・鹿児島往復1便の4往復が富士山
静岡空港から発着します。航空機は76席の小型ジェットで2機を利用してのスタートのようです。
そして、1年に1機づつ増やし2013年には6機として、新潟、富山などへも航路を開くようです。
又、1号機の色は赤に決定したようです。ホームページ(www.fujidreamairlines.com)では
「2機目の色を募集しており、抽選でiPodがもらえるようです。
昨日の静岡県内ニュースでは大きな話題のようで、静岡新聞の本日の1面及び26面に記事が、
そして全面広告が15面に掲載されていました。多くの人が目に留めたかと思います。リージョナル
ジェットとのことですので、地域性のある航空会社となります。当初はビジネス客をメインのターゲット
にすると聞いていましたので、どのような路線にするのかと思っていましたが、まさか石川県の小松
空港に2便/日になるとは思ってもみませんでした。鈴木社長のインタビューでのコメントでは、
「金沢と熊本は静岡県との県間移動の人口をベースに決め、鹿児島はウナギ、お茶といった共通点が
多い鹿児島との交流を深めたいという静岡県の意向もあった」との事でしたが、果たしてそのような
理由だけで決めて良いものかと思いました。石川県は小松空港のほか能登空港があり、能登空港は
和倉温泉で成り立っているようなものであり、小松空港もビジネスというよりはどちらかというと
観光のような気がします。当面、これらの便で計画している搭乗率70%が確保できるか何とも言えま
せん。
運賃は新幹線の指定席より高く、グリーン車より安いことをイメージしているとのことですが、果た
してそのような考えで良いのでしょうか?なんとなく中途半端な気がします。ターゲットの顧客を
どのような形で集客し、搭乗させるか野しっかりとしたポリシーがなければ、方向性がぶれてしまう
ような気がします。以前、英国でのeasy jetに乗った時の感想を書きましたが、徹底したコスト削減
で搭乗率をアップさえ、合わせて効率よいオペレーションをしていました。ロンドンからイタリアミラノ
まで約2時間半のフライトで、片道1万円ほどでした。同じことを要求はしませんが、どのような航空
会社にするかいまいち見えてきません。もちろん期待する事は大ですので、来年の夏までの1年間
でもっとマーケティングをして搭乗率が70%と言わず90%確保できるような仕組みを作ってもらいたい
と思います。静岡県の企業100%の出資の会社ですから、是非とも成功してもらいたいと思います。
ま、もう一言、言わせてもらえば、機体が赤は何となく安っぽい気がします。そう思うのは私だけで
しょうか?
Posted by walt at 22:45│Comments(0)