2008年06月30日
386) 静岡人には関係ない新幹線でのインターネット接続
先週6/26、JR東海は東海道新幹線(東京~新大阪)では、現在、N700系車内で高速走行中にイン
ターネットをご利用いただける車内サービスを来年の平成21年3月から開始すると発表しました。
又、同時に現在のぞみ停車駅の待合室に整備している無線LAN設備を東海道新幹線の全駅の
待合室に整備することも発表しました。
内容は以下の通りとなっています。
1.東海道新幹線N700系の車内インターネット接続サービスについて
・N700系の車内に構築された「無線LAN」のネットワークからLCXケーブルに情報伝送し、地上側に
新設する インターネット接続装置を介してインターネットに接続する.
・これにより、高速走行中においても「インターネットサービス」を安定して提供することができます。
・回線速度は最大約2Mbpsとなっています。高速の回線速度を必要とする動画の閲覧を快適に
ご利用いただける 程の速度ではありませんが、メールやインターネット等のビジネスユースには
十分対応できる速度となっています。
2.東海道新幹線駅待合室内の無線LAN設備整備について
(1)サービス概要
現在、のぞみ停車駅(6駅)に整備している無線LAN設備を、東海道新幹線の全駅(東京~新大阪)
に拡大し、17駅すべてのコンコース待合室で無線LANサービスをご利用いただけるようになります。
*のぞみ停車駅6駅・・・東京駅、品川駅、新横浜駅、名古屋駅、京都駅、新大阪駅
*新規整備箇所 11駅...小田原駅、熱海駅、三島駅、新富士駅、静岡駅、掛川駅、浜松駅、豊橋駅、
三河安城駅、 岐阜羽島駅、米原駅
尚、サービス開始予定時期については平成21年3月を目途とし、駅ごとに開始日が異なります。
この記事を読んで、東京や、大阪、名古屋に頻繁に出張する人は「ようやく新幹線内でパソコンを使用
し、メールができる」と思うことでしょう。しかし、我々静岡の人にとっては、新幹線の待合室(熱海駅、
三島駅、新富士駅、静岡駅、掛川駅、浜松駅)での利用しかできません。なぜならN700系に配備
されるからです。N700系新幹線の車両は2007年の7月から利用され、現在「のぞみ」に使用されて
います。静岡駅6:42発の下り列車と22:00東京発の「ひかり」はN700系を使用しているそうです
ので、1日に2本しか車内でインターネットを利用することはできません。 又今回のサービスはエヌ・
ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム株式会社との提携で実現しています。NTTブロードバンド
フラットフォーム社のニュースリリースでは、「なお、本無線LAN設備は、公衆無線LANサービス等の
ご提供をご要望される参入事業者様にご提供していくことといたしますので、参入をご要望される事業
者様は下記までお問い合わせください。」と言っていますので、誰でも自由に使用できるものではない
と推測されます。例えば、NIFTYやビッグローブがNTTブロードバンドフラットフォーム社と契約すれ
ば、それらプロバイダー経由の利用となり、課金されると思われます。考えてみれば、JR東海が設備
投資をして車内で無線LANが使用できるサービスを無料にしても、新幹線の利用客が増えるとは思わ
れません。グリーン車であれば可能性はありますが.....。
よって、事業としてのサービスとなることは当たり前のことです。ビジネス客をターゲットとしています
ので、新幹線の中でも仕事ができるということで、このサービスにお金を払う企業はたくさんあると思い
ます。しかし、静岡のビジネスパーソンにはちょっと期待はずれのサービスとなります。勿論、来年3月
のダイヤ改正で、静岡駅に止まるN700系の新幹線が増えればこの限りではありませんが.....
先日、東京に出張して「ひかり」で帰ってきた同僚が、「各椅子の窓側には100Vのコンセントがついて
いた」と言っていました。これからは新幹線の車内で電源も取れることになるようですね。このところ、
燃料電池の話があまり聞こえてきませんが、益々市場投入(顧客の要望が本当にあるのか?)が難し
くなるかも知れません。
ターネットをご利用いただける車内サービスを来年の平成21年3月から開始すると発表しました。
又、同時に現在のぞみ停車駅の待合室に整備している無線LAN設備を東海道新幹線の全駅の
待合室に整備することも発表しました。
内容は以下の通りとなっています。
1.東海道新幹線N700系の車内インターネット接続サービスについて
・N700系の車内に構築された「無線LAN」のネットワークからLCXケーブルに情報伝送し、地上側に
新設する インターネット接続装置を介してインターネットに接続する.
・これにより、高速走行中においても「インターネットサービス」を安定して提供することができます。
・回線速度は最大約2Mbpsとなっています。高速の回線速度を必要とする動画の閲覧を快適に
ご利用いただける 程の速度ではありませんが、メールやインターネット等のビジネスユースには
十分対応できる速度となっています。
2.東海道新幹線駅待合室内の無線LAN設備整備について
(1)サービス概要
現在、のぞみ停車駅(6駅)に整備している無線LAN設備を、東海道新幹線の全駅(東京~新大阪)
に拡大し、17駅すべてのコンコース待合室で無線LANサービスをご利用いただけるようになります。
*のぞみ停車駅6駅・・・東京駅、品川駅、新横浜駅、名古屋駅、京都駅、新大阪駅
*新規整備箇所 11駅...小田原駅、熱海駅、三島駅、新富士駅、静岡駅、掛川駅、浜松駅、豊橋駅、
三河安城駅、 岐阜羽島駅、米原駅
尚、サービス開始予定時期については平成21年3月を目途とし、駅ごとに開始日が異なります。
この記事を読んで、東京や、大阪、名古屋に頻繁に出張する人は「ようやく新幹線内でパソコンを使用
し、メールができる」と思うことでしょう。しかし、我々静岡の人にとっては、新幹線の待合室(熱海駅、
三島駅、新富士駅、静岡駅、掛川駅、浜松駅)での利用しかできません。なぜならN700系に配備
されるからです。N700系新幹線の車両は2007年の7月から利用され、現在「のぞみ」に使用されて
います。静岡駅6:42発の下り列車と22:00東京発の「ひかり」はN700系を使用しているそうです
ので、1日に2本しか車内でインターネットを利用することはできません。 又今回のサービスはエヌ・
ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム株式会社との提携で実現しています。NTTブロードバンド
フラットフォーム社のニュースリリースでは、「なお、本無線LAN設備は、公衆無線LANサービス等の
ご提供をご要望される参入事業者様にご提供していくことといたしますので、参入をご要望される事業
者様は下記までお問い合わせください。」と言っていますので、誰でも自由に使用できるものではない
と推測されます。例えば、NIFTYやビッグローブがNTTブロードバンドフラットフォーム社と契約すれ
ば、それらプロバイダー経由の利用となり、課金されると思われます。考えてみれば、JR東海が設備
投資をして車内で無線LANが使用できるサービスを無料にしても、新幹線の利用客が増えるとは思わ
れません。グリーン車であれば可能性はありますが.....。
よって、事業としてのサービスとなることは当たり前のことです。ビジネス客をターゲットとしています
ので、新幹線の中でも仕事ができるということで、このサービスにお金を払う企業はたくさんあると思い
ます。しかし、静岡のビジネスパーソンにはちょっと期待はずれのサービスとなります。勿論、来年3月
のダイヤ改正で、静岡駅に止まるN700系の新幹線が増えればこの限りではありませんが.....
先日、東京に出張して「ひかり」で帰ってきた同僚が、「各椅子の窓側には100Vのコンセントがついて
いた」と言っていました。これからは新幹線の車内で電源も取れることになるようですね。このところ、
燃料電池の話があまり聞こえてきませんが、益々市場投入(顧客の要望が本当にあるのか?)が難し
くなるかも知れません。
Posted by walt at 22:33│Comments(0)