2008年05月29日
354) やらせブログ、やらせ口コミ
1997年にフィンランドのキシリトールを日本に初めて導入した、現インテグレート社長のマーケ
ッターである藤田康人氏。キシリトールは現在2000億円の市場になっているようです。その藤田氏
ですが、日経BPオンラインで気になるコメントを書いていました。各種マーケティングに口コミ
手段としてブログが注目されていましたが、そのブログもやらせになってきて信憑性がなくなって
いるとのことです。又、本当の意味での口コミも企業からお金をもらって、実際商品を手にして
いないにも係わらず、「使用して良かった」リピーターであるような情報を他人に話すことまで行
われつつあるとのことでした。
藤田氏はあるスキンケア製品のグループインタビューを女子高生、女子大生を対象に実施したよう
です。そして、最近では企業が女子高生や女子大生にお金を払って、自社の製品を宣伝させる手法が
広く横行していて、実際に自分が使っていないのに「この製品いいよ!」と言うことがあり得る事を
彼女たちは知っていたことを知ったそうです。「やらせブログ」だけでなく「リアルなやらせインフ
ルエンサー」の存在が既に認識されていることに驚いたようです。インフルエンサーマーケティング
という優れた手法が、一部の「ブログサービスプロバイダー」や「クチコプロモーション会社」など
によって信頼性が失墜させているようです。このようないろいろなビジネスに目をつけている人が
いることに当方は驚いた次第です。
ほんのちょっと前までは口コミによるPRがマーケティングの手段として役に立つ媒体でしたが
いつの間にか、企業やブログサービスプロバイダーが、有力ブロガーを集めて製品体験会やセミナー
を行って実際にその製品の使用体験をブログでアップしてもらうという手法が流行していることを
聞きました。特にアルファブロガーと言われるページビューの多いブロガーには様々なルートから
サンプル提供やセミナーのお誘いがあり、1人のブロガーがいくつもの製品のリコメンドをしている
ケースが多々あるようです。eしずおかブログでも、すでにそのようなことが行われているのでしょう
か?もし、行われているとしたら、ある意味ではeしずおかブログもメジャーになったということで喜
ばしいものです。
女子高校生、女子大生の多くは、本当にテレビCMを見なくなり、気になる番組はHDレコーダーに録画
して、CMはすべてスキップして見るというのが視聴行動のようです。ネットに関しても広告はほとんど
見ることはなく、リスティングやバナーをクリックすることは皆無で、気に入ったサイトを定期的に訪
れていて、ネットサーフィンであちこちのサイトを巡ることはあまりしないとのこと。モバイルの使い
方は圧倒的にメールがメインで、情報入手のツールにはしていないようです。すると彼女たちは、どこ
から情報を得ていることになるのでしょうか?。
今朝の「目ざましテレビ」で、スーパーのチラシからカップ即席めんの特売がなくなったことを伝えて
いました。以前であれば88円とか98円で目玉商品にしていたようですが今ではないそうです。小麦粉
の値上がりによるカップ即席めんの価格アップがあり、以前のような特売ができない価格帯になった
そうです。ある主婦が「スーパーのチラシを見るために新聞をとっている」と言っていました。極端な話
かも知れません。しかし、新聞折り込みチラシはまだ大きな宣伝媒体になっていることを改めて知らさ
れました。当方の感覚では、新聞折り込みチラシの宣伝効果は薄いと思っていました。金曜日、土曜
日の朝刊はチラシの方が多いときがあります。当方はめったにチラシを見ないので煩わしいのです
が、妻はなぜかチラシを見るのが好きです。電子媒体の広告が増えたことは知っていますが、まだ
まだ、新聞折り込みチラシも根強い人気があることが不思議です。
今後、ますます多様化する消費者行動を探る上でも、いろいろな手段を使わなければならなくなる
ことでしょう。
ッターである藤田康人氏。キシリトールは現在2000億円の市場になっているようです。その藤田氏
ですが、日経BPオンラインで気になるコメントを書いていました。各種マーケティングに口コミ
手段としてブログが注目されていましたが、そのブログもやらせになってきて信憑性がなくなって
いるとのことです。又、本当の意味での口コミも企業からお金をもらって、実際商品を手にして
いないにも係わらず、「使用して良かった」リピーターであるような情報を他人に話すことまで行
われつつあるとのことでした。
藤田氏はあるスキンケア製品のグループインタビューを女子高生、女子大生を対象に実施したよう
です。そして、最近では企業が女子高生や女子大生にお金を払って、自社の製品を宣伝させる手法が
広く横行していて、実際に自分が使っていないのに「この製品いいよ!」と言うことがあり得る事を
彼女たちは知っていたことを知ったそうです。「やらせブログ」だけでなく「リアルなやらせインフ
ルエンサー」の存在が既に認識されていることに驚いたようです。インフルエンサーマーケティング
という優れた手法が、一部の「ブログサービスプロバイダー」や「クチコプロモーション会社」など
によって信頼性が失墜させているようです。このようないろいろなビジネスに目をつけている人が
いることに当方は驚いた次第です。
ほんのちょっと前までは口コミによるPRがマーケティングの手段として役に立つ媒体でしたが
いつの間にか、企業やブログサービスプロバイダーが、有力ブロガーを集めて製品体験会やセミナー
を行って実際にその製品の使用体験をブログでアップしてもらうという手法が流行していることを
聞きました。特にアルファブロガーと言われるページビューの多いブロガーには様々なルートから
サンプル提供やセミナーのお誘いがあり、1人のブロガーがいくつもの製品のリコメンドをしている
ケースが多々あるようです。eしずおかブログでも、すでにそのようなことが行われているのでしょう
か?もし、行われているとしたら、ある意味ではeしずおかブログもメジャーになったということで喜
ばしいものです。
女子高校生、女子大生の多くは、本当にテレビCMを見なくなり、気になる番組はHDレコーダーに録画
して、CMはすべてスキップして見るというのが視聴行動のようです。ネットに関しても広告はほとんど
見ることはなく、リスティングやバナーをクリックすることは皆無で、気に入ったサイトを定期的に訪
れていて、ネットサーフィンであちこちのサイトを巡ることはあまりしないとのこと。モバイルの使い
方は圧倒的にメールがメインで、情報入手のツールにはしていないようです。すると彼女たちは、どこ
から情報を得ていることになるのでしょうか?。
今朝の「目ざましテレビ」で、スーパーのチラシからカップ即席めんの特売がなくなったことを伝えて
いました。以前であれば88円とか98円で目玉商品にしていたようですが今ではないそうです。小麦粉
の値上がりによるカップ即席めんの価格アップがあり、以前のような特売ができない価格帯になった
そうです。ある主婦が「スーパーのチラシを見るために新聞をとっている」と言っていました。極端な話
かも知れません。しかし、新聞折り込みチラシはまだ大きな宣伝媒体になっていることを改めて知らさ
れました。当方の感覚では、新聞折り込みチラシの宣伝効果は薄いと思っていました。金曜日、土曜
日の朝刊はチラシの方が多いときがあります。当方はめったにチラシを見ないので煩わしいのです
が、妻はなぜかチラシを見るのが好きです。電子媒体の広告が増えたことは知っていますが、まだ
まだ、新聞折り込みチラシも根強い人気があることが不思議です。
今後、ますます多様化する消費者行動を探る上でも、いろいろな手段を使わなければならなくなる
ことでしょう。
Posted by walt at 22:43│Comments(0)