2008年05月20日

345)やってみなはれ

もう10日も前のこととなってしまいましたが、5/10のこのブログ「335) 落ち込んだ1日」で書いた
ことですが、お酒を飲んだせいもあり熱い議論となってしまいました。後日そのお茶仲間の友人
から以下のメールを頂きました。サントリーの創業者である鳥井信治郎氏の話を引用してありました。

  今朝、ネットサーフィンで検索していたら、サントリーの「やってみなはれ」精神の
  コラムがありました。
  私のアドバイザーとしての基本的考え方でもあり、夢に実現に必要な考え方だと思っ
  ています。ある意味、ハンドルの遊びのようなゆとりを持って「トライすることの勧め」
  であると思います。

  http://web.kyoto-inet.or.jp/people/yoochida/toriisinjiro.htm 

  walterさんは、まだ「やりなはれ」と言われている心境だと思います。「やってみなはれ」
  と言われている心境まで行ってからスタートすると良いと思います。ご参考までに。
  以上です。ありがとうございました。

関西弁にはなじみの無い途方ですが、そのニュアンスの違いが分かりました。「やりなはれ」と言わ
れているのではなく、「やってみなはれ」という状況に当方が置かれなければならないということを。
サントリーの研究開発のホームページには「やってみなはれ精神」が生み出したフロンティア製品の
ことが掲載されていました。そこには

「創業者鳥井信治郎は、どんな苦境に陥ちこんでも自身とその作品についての確信を捨てず、そして、
たたかれてもたたかれてもいきいきとした破天荒の才覚を発揮しつづけた人であった。それを最も
端的に伝える言葉として彼がことあるごとに口にした日本語が「やってみなはれ」である。冒険者と
してのチャレンジング精神がサントリーのDNAとして創業100年以上経た今もなお、生きている。
現状に甘んじることなく、異分野・新しいことへの挑戦を続ける。ここに、「結果を怖れてやらないこと」を
悪とし、「なさざること」を罪と問う社風に根ざした主な商品をご紹介します。

と書かれていました。

サントリーには「やってみなはれ精神」が生き続けていることでしょう。ビール業界では万年シェア
4位に甘んじてきました。まだ3位になっていませんが、あきらめずにビールを作り続け、一昨年ヒット
したプレミアムモルツが誕生し、昨年はプレミアムブームとなりました。そのほかにも多くの「やって
みなはれ」精神でできた商品が多くあることでしょう。

当方の話に戻しますが、「やってみなはれ精神」を持たなければいけないと痛感した次第です。
そういえば、シニアビジネスの日本の第一人者である村田先生も「やらないで後悔するより、やって
みて、たとえ失敗しても成長する道を選ぶ」と言っており、自分のモットーにしたい言葉であったことを
思い出しました。いずれにしても、今年ははっきりさせなければならない年にすると決めています。

鳥井信治郎氏の格言に
「やってみなはれ やらなわからしまへんで」
というのもありました。

「後悔」は後で悔やむこと。やらないで後悔することと、やって後悔することの2つがあります。
やらないで、後悔するより、やって後悔したほうが幾分良いですよね。
迷ったら、後悔してもいいから 「やってみませんか?」




Posted by walt at 21:21│Comments(0)
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