Walterのモノローグ　-50にして天命を知った後-

以前、自動販売機の飲み物がただになる、デジカメプリントがただになる、週刊誌の漫画がただで配られるなどのビジネスが登場してきたことを書きましたが、本格的に「0円ビジネス」としてビジネスモデルができつつあるようです。大学生が考案した0円ビジネスは大学構内にただコピーを実現し、すでに50台以上設置しているとのことです。大学での学生のコピー枚数の多さにめをつけ、又、学生向けの各種案内、就職活動用チラシなどその需要は、多く、企業とタイアップしてただを実現したようです。又、企業でも新商品のサンプルをモニターとしてばら撒き、そこから消費者の声を聞くマーケティング方法が多くなってきたとのことです。雑誌、新聞、TV広告等の従来のPRから、対象となる消費者を無差別に集め、商品説明の後、試供品を袋一杯お土産として持たせるイベントも開催されているようです。そのようなイベントを企画する会社もできています。インターネットに企業のサンプルのみを提供する「サンプル百貨」というものがあり、会員登録し、ポイントをゲットし、そのポイントで各種サンプル（先着順、抽選、有償など）を選択し、申し込みポイントと交換するようです。到着したサンプルの使用後乾燥を述べたり、アンケートを記入することにより、又、ポイントが増える仕組みのようです。サンプル百貨にはまってしまった主婦のコメントがありましたが彼女は手に入れたサンプルを必ず使用し、その感想を自分のブログに毎回載せているとのことでした。企業にとってはサンプルを配ることにより、消費者の声を聞くわけですが、使用したサンプルの口コミ効果も狙っているはずです。又、次の購買チャンスも伺っています。しかし、サンプルを集めて、それを使用するが、サンプルのみを多く集めている人はサンプルのみの使用で購買にまでつながらない可能性も出てくるわけですから、企業はサンプルの配り方ももっと研究しなければなりません。試供品のサプリメントばかり飲んでも、どのサプリメントがからだに良いのか、その判断さえ見失ってしまう可能性もあります。まだまだ続くサンプルビジネス。昔から、静岡と広島が平均的購買層とのことでテスト販売の対象地域になっていましたが、このところはどうでしょうか？静岡でのサンプルビジネス、０円ビジネスの可能性は大いにあると思われます。どなたか一緒に始めて見ませんか？

サンプル百貨：http://www.3ple.jp

真っ白なカサブランカがようやく咲きました。例年より遅い気がします。